また、ジンは俳優志望であったし、センターを務めるジョングクもダンス未経験者だった。そんなメンバーたちがデビューできるようになるまで、どれほどの努力があったのだろうか。過去にテレビ番組では、「デビュー前は睡眠3時間だけでずっとダンスの練習をしていた」と話していたメンバーもいた。
またデビュー曲の振り付け練習について「1日15時間していた」とし、「本番前はトイレに行けば振り付けを忘れるのではないかと不安で、行くこともできないくらいだった」と話したメンバーもいた。
それだけでなく練習生時代は、お金がなかったためアルバイトと練習と学業を同時にこなしていたメンバーもいた。
アルバイト中に事故で脱臼しても、事務所にもメンバーにも告げず練習をこなしていたと衝撃の告白をしたメンバーもいた。
そのぐらいに練習生時代は厳しい日々を過ごしたようだ。
大手事務所のグループではデビュー曲から1位になるスーパールーキーもいる。しかし防弾少年団は、この1位を獲得するまでに短いとは言えない苦難の道のりを歩んだ。
防弾少年団はデビュー当初の楽曲から強いHIP-HOP色をあらわして、ステージでは笑顔を封印し、力強いメッセージを発信していった。しかし“所詮アイドルだろう”、“防弾少年団はHIP-HOPではない”など他の歌手から批判されることもあったようだ。デビュー前からHIP-HOPの世界で活動していたRMやSUGAにとっては、“アイドルラッパー”とからかわれる辛さもあったに違いない。
韓国では年末年始に大型の音楽授賞式がいくつも開催され、そこで賞を受賞することもそのアーティストの価値を位置づける。防弾少年団はデビューした年に4つの授賞式で新人賞を受賞したが、それがすぐに結果に結びついたわけではなかった。
2014年、日本デビューを果たした直後に迎えた、本国デビュー2年目の8月に初のフルアルバム「DARK&WILD」を発売し再び多くの音楽番組にカムバックしたが、大きな成果を得ることはなかった。(3ページに続く)
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