Ｑ．ゴンチャンとのデュエットは、会社と話がついている部分でしょうか？
サンドゥル : 誰にも話してないです。そういえばチャンにも話をしてないですね(笑い)。ある面、僕の欲です。僕が個人的にチャンの声が大好きです。チャンのボーカルをじっと聴いていると涙が出てくるようです。それでチャンとのデュエットが僕のバケットリストになったんです。できたら公演もしたいし。 BANA(B1A4のファンクラブ)とあえる場をたくさん作りたいというのが目標なので、いろいろな考えが頭の中にあります。僕たちを愛して応援してくれている方にしてさし上げられる最大のことが活動なので、できることは無条件やり遂げようと思っています。実はチャンと一緒にすれば良さそうな曲もあってパートも決めておきました。了解だけもらえればすぐにできます(笑い)。

Ｑ．収録曲の中で「大丈夫です」は、スランプが来た時に自らを慰めながらインスピレーションを得て書き留めた曲でしょう。スランプの中で歌を作るのは簡単ではなかったでしょうが、どのようにこの歌を作るようになりましたか？
サンドゥル : この歌は僕が一番大丈夫でないときに使った曲です。とても大変な状況で誰にも会いたくなくて家にだけいた時にこの歌を作りました。本当につらかったし、徐々に大丈夫になってくる時ぐらいに「本来明るい僕がこれほど大変なんだから、本当に大変なんだな。それなら他の人はどれほど大変だろうか」というおせっかい心が生まれるんです。僕は歌手だから歌で苦しい人に慰労とヒーリングを与えることができるのではないかと思って、僕が一番聞きたい物語を歌詞に書きました。この歌は絶対にパワフルに歌うことはできません。ゆったりと聴くことができるように僕自身もゆったりと歌いました。僕の心の中心はこの歌です。今回のアルバムはこの曲を中心に作ったと言えます。

Ｑ．スランプを克服しながら考えや価値観がたくさん変わりましたか？
サンドゥル : 変わりました。僕が初めて歌を始めた理由がうまく話せなくてでした。言えないからもっと表現が下手でした。好き嫌いが言えなかったんです。歌を歌うと僕の中からすっきりと出ました。それで歌を歌わなくちゃいけないと決心しました。スランプが息苦しくてつらいじゃないですか。その時間を経験しながら、これからは僕が話せるし表現することができるから、僕の話で人が幸せになってくれたら嬉しいと考えるようになりました。

Ｑ．ヒーリングと慰労にはまったようですね。ご自身も歌でヒーリングを得たわけですが、今回のアルバムのキーワードをヒーリングと慰労と強調した特別な理由はなんですか？
サンドゥル : 悲しい時に悲しい歌を聞きながら慰労される方もいらっしゃるし、むしろ愉快な歌を聴いて慰労される方もいらっしゃるでしょう。それで慰労されるためのさまざまな方法を盛り込もうと思いました。多くのエピソードを盛り込もうと努力しましたが、できてみたら収録曲6曲の雰囲気が全部違います。録音しながら「僕は狂った人なのか？」と思ったりするほどに曲のジャンルと雰囲気が全て違います。僕も感情を行き来しながらこの歌はこのように、あの歌はあのように歌いました。自分なりに満足しています。さまざまなカラーが混じっていて聴いているうちに自分でも知らないうちにヒーリングして慰労されて下さらないだろうかと期待しています。

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・「インタビュー①」B1A4サンドゥル、”スランプでつらい時期に癒してくれたのは音楽だった”

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