最後は「リーダーです」とFEELDOG。「『THE UNIT』を始めて、ちょっと大変だったけど、死ぬ気で頑張ったら、皆さんと出会うことができる姿を想像しながら一生懸命やったよ。だから、9人になって本当に幸せでした。僕はまだまだ未熟なリーダーだけど、いつも8人のメンバーたちがついて来てくれて、本当にありがとうね。メンバー9人、きょうのコンサートが終わって、それぞれの場所に戻るけど、一人ずつまだまだ魅力がありますから、ずっと9人の応援をお願いします。以上、UNBのリーダー、UNMEのリーダー、FEELDOGでした! ありがとうございます」と頼もしい姿を見せた。
メンバーたちの心に突き刺さるメッセージの数々に、しくしくと涙が止まらないUNMEたち。「皆さん泣いちゃダメだよ」、「みんな笑って~。次の曲は楽しい曲だから」と会場の雰囲気を変えるため、チャンがモノマネを披露し、ファンにも笑顔が戻ったところで、本編最後の曲へ。
「BLACK HEART」が流れると、ファンの掛け声も大きくなり、メンバーたちはアクロバティックなパフォーマンスで魅了。熱気は最高潮となり、金テープが宙を舞った。その勢いのまま、「皆さんは僕たちのオンリーワンです」と、UNMEに伝えたい言葉を隠喩的に表現した「ONLY ONE」を切々と歌い上げ、本編終了となった。
会場に響き渡る「UNB」コールを受け、再びステージに戻り、アンコールに突入したメンバーたち。白の制服衣装に着替えたメンバーたちは、「THE UNIT」でのミッション曲をメドレーで披露。シグナルソング「My turn」で幕を開けると、第4次ミッションで2位となったウィジンとデウォンがいたオレンジチームの「Question」、3位となったマルコとFEELDOGがいたグリーンチームの「ネッコ、ネッコ、ネッコ、ノン♪」と繰り返し出てくるフレーズが耳に残る「You're Mine」、1位となったジュン、ホジョン、ハンソル、チャンがいたイエローチームの「All Day」を9人で披露するという、ファンにはたまらない構成で客席を歓喜させた。
スクリーンにメンバーたちのインタビュー映像が流れた後は、ステージで「Rebooting(ミドジョ)」を歌いながら、お互いに抱き合うメンバーたち。アツイ友情が美しく、特にFEELDOGは自分からメンバーたちのもとに歩み寄り、一人ひとりと抱き合う姿が印象的だった。キジュンとデウォンは涙腺が崩壊。そんな2人をからかうメンバーたちだったが、突然スクリーンに「THE UNIT」での映像が流れた後、客席でファンが「THANKS♥UNB」と書かれたスローガンを掲げるサプライズイベントを行い、「サランヘ~」と叫ぶ声があちこちから聞こえると、「うわ~、圧巻の光景。キレイな姿だけを見せようと思っていたのに。どうしよう(チャン)」、「メイク直したのに、もうダメになったよ(ジュン)」と次々と感動の涙をこぼすメンバーたち。今回は泣かないようにしようと約束して日本に来たそうだが、うれし涙が止まらない。
そんな感動の瞬間をカメラに収めようと、メンバーたちは客席をバックに写真撮影。各自が今後の活動について話した後は、ハンソルが「皆さん、ドライブしましょうか」と曲フリをし、アンコールラストはコール&レスポンスをしながらFEELDOGが作曲した「Ride with me」。明るく楽しい雰囲気を作り、これをもって全ての曲を終えると、メンバーたちは「あ~、終わった」と充実した表情を浮かべた。
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