提供=EMKミュージカルカンパニー

「もっとかっこよくなった」「歌声も深まった」

13日、ソウル漢南洞（ハンナムドン）ブルースクエア・インターパークホールを出てくる観客たちの対話だ。軍服務を終えた歌手兼ミュージカル俳優キム・ジュンスがいっそうたくましくなって帰ってきた。彼は復帰作に先月17日に開幕したミュージカル「エリザベート」を選び、除隊してから約1か月後である12日に初公演を終えた。2回目の公演も邪悪な笑いや表情と歌声全てが以前より豊かになった様子だった。

キム・ジュンスが除隊直後「エリザベート」で帰ってくると明らかにした時、短いとはいえない空白であるため、これほどまでに早く声量とコンディションの回復が可能なのかと心配された。結果的には無駄な心配だったが。舞台での彼は完全に死(トート) 役として生きていた。

「エリザベート」は、オーストリアのハプスブルク家最後の皇后エリザベートと致命的な魅力を持つ「死」の愛を描いた作品だ。エリザベートの劇的な一代記にファンタジーの要素を加えた多彩な見どころで有名だ。

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