Q.悩んで苦しかった時期というのは、どういうタイミングでそうなったんでしょうか?
日本では僕の年齢は27歳ですけど、韓国では28歳なので、もうすぐ30歳だなっていう年齢的なことがいちばん大きいのかもしれないです。デビューしたのが、昨日のことみたいなのに、20代がもう終わっちゃうみたいな。20代のうちに、ファンの皆さんと、もっとしたかったこととかを考えると、残念な気持ちになってしまって…。ま、30歳になったらなったで、またポジティブになって、30代でやれることをやると思うんですけど。
Q.曲作りを始めたきっかけは何だったんでしょうか?
おととしからかな、1曲ずつ発表していったんですけど、何かスペシャルなものを生誕祭でやりたいなってことで始まって、歌詞を書きながら、自分の話を音楽で作れるのが楽しいと思って。それで、「シン君の想いがちゃんと伝わったよ」っていう言葉をたくさんもらって、もっとやってみたいって思うようになって、いろんなことをするようになりました。だから、ファンの皆さんがきっかけですね。
Q.曲作りは難しいですか?
一緒にやる友達が多いんで、すごく力になってくれるんですけど、何を表現するかによって、曲の感じとか歌詞が変わっていくんで、それが悩みますね。今回の「W」では、1曲は作曲、1曲は作詞に参加したんですけど、作詞は1人でやるものなんで、時間がかかるんですよ。アイディアが浮かばないと、ぜんぜん書けなくて、1か月かかるときもあって。だから、何がいつ出るか分からないんで、曲を早く作って、早くから詞を書き始める方なんです。
Q.今回日本語で作詞をしたという「雨のち晴れ~Alright~」はどれぐらいで完成したんでしょうか?
これは1日(笑)。その日、家で寝る前に、デモテープを聴きながら、もう1回考えようと思って曲をかけたら、“あっ! ”とひらめいて、“いまだ! ”と思って書き始めたら、朝になっていました。
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