EMKミュージカルカンパニーが15億円の制作費を投じて作った韓国オリジナルミュージカル「マタ・ハリ」は、第一次大戦時、仏独の2重スパイ容疑にかけられ波乱の人生を送った美女マタ・ハリを描いた作品。第5回イェグリンミュージカルアワードで最高作品賞を含む3冠を達成し、2016年の初演、2017年の再演あわせて累計約20万人も動員した大作。今回は初演・再演で共演したラドゥ大佐役のキム・ジュンヒョンとアルマン役のLEO(VIXX)を迎え、6月23日(日)、東京・メルパルクホール東京にて「韓流ぴあPresents K-Musical Cinema MATAHARI Special ~上映会&トークイベント~」が開催された。
キム・ジュンヒョンは元劇団四季にして、現在は韓国ミュージカル界を支える重鎮。魅惑的かつ色気がほとばしる中低音ヴォイスは常に舞台を圧倒することで有名で、その実力はここ日本でのソロコンサートでも実証されている。一方、K-POP界を代表するボーイズグループVIXXのメインボーカリストとして活躍するLEOは、耽美的なヴィジュアルと、繊細かつエモーショナルな歌唱力が他のアーティストとは一線を画す存在で、近年の大型ミュージカル出演に繋がっている。
まずは2017年上演時の収録映像を約2時間30分上映。俳優陣の気迫ある演技は見るものを圧倒し、観客たちは作品の世界観へとのめり込んでいった。上映終了後、キム・ジュンヒョンとLEOがステージに登場し、トークイベントが行われた。
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