Q.1つのシーンを1度に撮影するというアン・パンシク監督の撮影スタイルは合いましたか?
ソン・イェジン:監督を昔から知っていましたが、女優として作品で出会うのは今回が初めてでした。本当に1つのシーンを1カットで全て撮るとは思いませんでした(笑)。最初、監督は「セリフは覚えなくてもいい」と言っていたんです。「セリフを覚えずに、カメラの前のどこかに小さく書いておきな」と(笑)。セリフを知っていると典型的な演技が出てくるんです。監督は映画「ゴッドファーザー」のマーロン・ブランドを例にあげていました。彼はカメラに映らないような全ての場所にセリフを貼っておいたらしいんです(笑)。ドラマはセリフに対するプレッシャーが大きいけれど、その言葉を聞いて安心して現場に行ったら、全てのシーンを一度に撮るので本当に驚きました(笑)。監督が他のことは全て守ってくれましたが、セリフを覚えなくていいという言葉は守れなかったみたいだと俳優たちと話しました(笑)。
Q.撮影中もプレッシャーは大きかったですか?
ソン・イェジン:とてもプレッシャーでした。お酒を飲むシーンでは、お酒をついであげてからもらうまでの全ての流れを決めてくださるので、まるで演劇のようでした。実際に演劇に挑戦したことはありませんが、軽くその雰囲気を知ったとも言えますかね。その代わり少しでも失敗したら、また最初から撮影しなければならないというプレッシャーがありました。撮影前日にはとても悩みましたが、だんだん慣れてきて楽になりました。最後はリハーサルもなしに撮影したんです。でもアドリブをする時は、前もってチョン・ヘイン(ソ・ジュニ役)と話をしていました。監督は即興的でリアルなものを追求されるのですが、そのおかげでよく仕上がったのだと思います。初めはプレッシャーが大きかったけど、時間が経つにつれて慣れましたね。
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