Q.劇中の会社生活でも大きな共感を得ましたが、演じながらどんな気持ちでしたか?
ソン・イェジン:会社生活をしたことはありませんが、私もやはり仕事をしながら、見たり聞いたりしたことがたくさんあります。女優もやはり先輩後輩の上下関係がしっかりしているからです。演じながら感じたこともたくさんありました。ドラマの中でコン次長やナム理事のような人々はどこかに必ずいそうだし、すベての状況がリアルに感じました。女優として生きるのも簡単じゃないけど、会社員として暮らすのも大変なのだろうなと思いました(笑)。間接的な経験ですが、会社員たちの苦しみが予想できました。
Q.Metoo運動(セクハラ暴露)が韓国国内で話題となっていた時に、ドラマの中の“セクハラ事件”も話題になりましたよね?
ソン・イェジン:昨年末に台本をもらったんですが、その時と変わった内容はありません。削除したり付け加えたシーンもありません。ドラマの中でジナが一人で(セクハラ問題と)闘っている姿に心が痛みました。
Q.映画「いま、会いにゆきます」でソ・ジソブ、「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」ではチョン・ヘインと続けて共演しながら、羨望を一身に受けました。二人の違う点はどんなところですか?
ソン・イェジン:難しい質問ですね(笑)。明らかに違うと思います。映画、ドラマの撮影環境もそうですし。ソ・ジソブさんは本当にお兄さんのようです。実際に17年前に出演したドラマ「おいしいプロポーズ」で私の兄の役でしたし(笑)。「いま、会いにゆきます」では夫役ですが、頼もしくて陰で全部お世話してくれるようなタイプです。本当の兄のようで頼もしかったです。その反面、チョン・ヘインさんは今回のドラマで初主演を果たした後輩で、どこか守ってお世話してあげなきゃいけなさそうな感じでした。だから違うと感じました。私がソ・ジソブさんから感じた心強さを、チョン・ヘインさんにもそのまま返してあげたかったんです。振り返れば今までは先輩たちとたくさん共演したので、いつも私が撮影現場で一番年下でした。今になって「先輩たちがこういう風にされてたんだな」と感じることができました。
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