-ユン選手は秋山さんの指導は怖いなと感じたりしますか?
ユン:指摘であれ、褒め言葉であれ、教えていただく立場として、どんなことも受け入れたいと思います。怖いと思うより、光栄なことだと思っています。
-秋山さんは現役選手としても活躍されていますが、今回指導するに当たって、自分のトレーニングとの違いなどはありますか?
秋山:選手が100人いれば、100通りの練習の仕方があると思うので、私のやり方が彼に合うかどうか分からないですけど、私も彼も初めての試みになるので、お互いに話して、合わせながら、相乗効果で上がっていきたいです。上からこうだと言うのは違うと思うんですよね。そういうやり方ではなく、少し上ですけど、一緒に上がっていくようなスタンスで、彼のポテンシャルを上げていくのが私の役目だと思っているので、そういったトレーニングをやっていきたいなと思っています。
-ユン選手はご自分ではどんな部分が魅力だと思いますか?
ユン:自分の試合スタイルに魅力があると思います。退屈に見えるような感じではなく、カーッと熱く戦うスタイルが好きなので、そういう部分だと思います。
-ユン選手は釜山出身ですよね。口数が少なくて、男らしい感じがまさに釜山の方だなぁと。秋山さんから見て、どうですか?
秋山:田舎から来たなぁって(笑)。たぶん、緊張しているのもあると思います。きょう私と会ったのも初めてですし。日本に来たのもそうだし、いろんな部分で緊張していると思います。
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