-今回トーナメントに出場する他のチームで気になっている方はいらっしゃいますか?
秋山:まだ、正直そこまで気にはなっていないっていうか。それより、彼が気になっているので。彼のポテンシャルをどう上げるかの方を重点的に置かないと。もちろん対戦するから、そのときは気になるんですけど、いまは全く気になっていないです。
-番組では、階段を駆け上がったり、手押し車や肩車といった軍隊式ともいえる激しい練習をする様子も流れましたが、ユン選手は相当大変そうですね。
ユン:練習はいつも大変です(笑)。でも、番組を通して、相手の試合スタイルを見たので、むしろ頭がぐちゃぐちゃになっています。
-トレーニング環境も決して良いとは言えないところで練習をされていて、秋山さんは「韓国人選手はハングリー精神が強い」とおっしゃっていましたが、彼らの練習の様子をどうご覧になっていますか?
秋山:日本と韓国は文化が違うし、やり方も違うんですが、どっちもそれぞれに良さがあると思うんですよ。それで、韓国の選手は韓国のスタイルに合っていますよね。練習の仕方が。やっぱり軍隊式で、そういう部分でもハングリーなところがあるし、やはり若くて、夢を持っているので。ま、全員が夢を持っていると思うんですけど、田舎で育って、今回こういう機会をもらっているので、余計にそういう気持ちは他の選手より強いと思うんですよね。なので、それをプレッシャーに変えるんではなく、気力に変えてもらいたいなと。彼はまだ若いので、どんどん話し合って、モチベーションを上げる方向に持っていってあげたいなと思っています。
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