女性は脚本家に向いている
男性の場合は、家計を支えなければいけない立場の人が多く、こうした徒弟制度のもとで脚本家を目指すという選択が難しい。
そういう点では、弟子入りしてから日の目を見るまでに辛抱できるのは、男性よりも女性なのである。
さらに、韓国には文学が好きな女性がとても多いという実情もある。
たとえば、カルチャーセンターが脚本家養成講座などを開催すると、受講生のほとんどは女性だ。つまり、予備軍の世界でも女性が男性を圧倒している。その傾向は、今後も続くだろう。
日本にも優秀な女性脚本家はたくさんいるが、韓国の場合は、女性脚本家が男性を凌駕する割合がはるかに高い。
おかげで、視聴者はとても面白いドラマを見ることができる。そういう意味でも、女性脚本家の活躍は大歓迎だ。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
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