元大学医師協会長、女優ハン・イェスルの医療事故に“VIP症候群”を指摘「職業を考慮した残念な結果」

医師は危険を押し切って、なぜこのような選択をするのだろうか。なぜVIP症候群はなくならないのだろうか。それは確率のためだ。良い確率が悪い確率より高いと判断される場合、医者は患者のための方法を選択する誘惑を受ける。その方法を選択して結果が良ければ医師一人で満足し、喜ぶ。(結果が良くても、患者は自分たちがどれほど大きな恩恵を受けたかほとんど知らない。)

不幸にも結果は悪かったが、万一、結果が良かったら、今回の場合も医師は一人で喜び、患者は技術的な困難など知らなかったであろう。今回の事故の原因のうちには“好意”が占める部分が明らかに大きい。

患者のための最善、実際、これは言葉のように簡単ではない。

ハン・イェスル氏の場合、医療陣が考えた最善は単純に腫瘍を除去することではなく、女優という職業を考慮した“腫瘍の除去+遮られる傷跡”だったのだ。その目標を達成しようとした結果が“腫瘍の除去+より大きく残った傷跡”になってしまった。

ハン・イェスル氏と医療陣、双方に慰労の言葉を伝える。

 

WOW!korea提供

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2018.04.24