元大学医師協会長、女優ハン・イェスルの医療事故に“VIP症候群”を指摘「職業を考慮した残念な結果」

 

医師らも初めは同じ反応だった。「難しくない手術なのに、どうしてこんなことが?残念だ」との反応が主だった。だが、病院側の説明が書かれた後続記事を見て、医師たちはその状況を理解し始めた。

通常の方法で切開すると、こぶの上下を両側から容易に剥離(こぶと周辺組織を分離させる作業)できるのに反し、医療陣が選択した方法のように、こぶの下から切開すると剥離の方向が上側の片方向だけでしなければならず、難しくなる。

結局、患者によりうまく(傷跡が目立たないように)手術しようとして悪い結果が発生したものである。病院でたびたび発生する典型的な“VIP症候群”だと言える。

医師は患者のために最善を尽くすが、この事件のように患者と医師が望まない結果が出る場合もある。

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2018.04.24