趣味がキャンドル作りのNは姉の影響で始めたという。
このときの姉のキャンドルの出来栄えを、マイブームだという日本語で「『あんまり』でした(笑)」と表現し、お茶目な顔をのぞかせた。Nいわく「あんまり」は気分を全部表現できる言葉だから好きになったらしい。作る過程にもこだわりを持ち、同イベントでは手作りのキャンドルを販売し、その収益金全額を東日本大震災義援金として寄付することを決めた。「大きな金額ではなくても誰かの力になるなら続けたいし、ステージも頑張っていきます。」とはにかみながら言葉を続けた。
「あんまり」と同じくらいに好きだという好きな日本語「恩返し」から「えん返し」という言葉をN自身が作ったとし、「ぼくは(みなさんに)“えん返し”できていると思いますか?今日だけじゃなく、これからも“えん返し”ができるNになりたいです。みなさんのおかげでとてもしあわせです。とても楽しかったです。ありがとうございます」と感謝を述べた。
その後客席といっしょに、記念写真を撮った後は来場したSTARLIGHTのみんながルールを守ってイベントを進行してくれた御礼にと特別にフォトタイムを設け、楽しい時間を過ごした思い出を共有した。
「至らない点も多いぼくなのに、大勢のひとに愛されてしあわせでした。みなさんも楽しかったでしょう?ぼくはみなさんのおかげでしあわせだったので、そろそろいい夢を見たいです。エンナイト(グッナイ)」とステージのベッドで眠りについた。(8ページに続く)