泥酔状態で電動スクーターに乗った疑いを持たれている、韓国ボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」のSUGAをめぐる議論が熱い中、事件初期に公開されたCCTVの人物は、SUGAではなく別人だったと明かされた。だがこれとは別に、ファンコミュニティは相変わらず、SUGAに対する賛否両論の意見を出し続けていっている。
去る14日、ある韓国メディアは、SUGAが飲酒状態で電動スクーターに乗り、歩道を走行するCCTV映像を報道した。
これによると、彼は今月6日午後11時10分頃、ソウル・ヨンサン(龍山)区にある高級マンション、ナインワン・ハンナム(漢南)近くの歩道でスクーターを運転し、巡察中だった警察3人を追い越して、ナインワン漢南の正門前から入口方向に左折する過程で、重心を失って倒れた。警察は、落としたヘルメットを拾っているSUGAに近づき、助けようとしたところ、SUGAの飲酒事実を確認し、飲酒測定を実施したことが分かっている。
これは、事件当初に一部のメディアで公開されたCCTV映像とは、動線と規模面で差がある。先立って公開された映像で、運転する人物はナインワン漢南の反対側ナムサン(南山)方向へ走っているが、実際SUGAは、ナインワン漢南側を通って帰宅しており、動線が違ったのだ。また、最初の映像ではSUGAが電動スクーターに乗って道路を走っているように見えたが、追加公開された映像では歩道を徐行しており、スクーターを運転していたことも明らかになった。当初の映像は、現在非公開の状態だ。
また、公開された映像によると、最初のCCTVに基づいて、ウソの釈明議論で逆風を起こしたHYBEとSUGAの謝罪文の中の疑問が、一部解消される。当時、彼らは「500メートル程度を移動後、駐車時に倒れた」、「家の前の正門に電動キックボードを立てかける過程で、1人で倒れて周りにいた警察官の方が、飲酒測定した」と説明した。
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