また「こうして縁があって行くことになった試写会に先輩の友人たちがいっぱいだった。僕はその中にただ招待されただけでも感謝して静かに見て行かないとと思った映画にあまりにも多く感動した。僕はヒーロー映画を見ても時間を戻すタイムスリップ映画を見ても、映画は映画として実現の可能性は正直いってないから見ることに満足して評価をするように映画を見ていた。僕は『ワンダーランド』を見て初めて映画を見ながらワンダーランドのような世界がぜひ来てほしいし、いつかそんな世界が来るのではないかという期待が生まれた」と明らかにした。
「大切さはそのままにしたまま、悲しみを少しだけ取り除くことができる別れがあるならどうだろうか、それがたとえ虚像であったとしても」と希望を託したスングァンは「残されたものは限られていて、思い出はどんどん忘れられ色あせていくので。ひとりだけで懐かしがるのではなく、お互いがお互いのことも尋ねながら、ご飯は食べたのか、天気はどうなのか、それぞれの1日をまた過ごして、思い出したらビール1杯を飲むというそんな感じを。グラスがぶつかる音はしなくても人工知能であれ何であれ、どんな形でも感じることだけでもできたら、ならば少しだけでも絶望が減るのではないだろうか?ぼんやりと想像して再び現実に戻ってくると、忘れていた後悔も押し寄せてくる」と語った。
これと共にスングァンは「 人に対するあたたかさと貴重さをもっと感じる最近。みんなにいい人にはなれないけど、僕を生かしてくれたすべての人には必ずいい人になりたいと先輩を見ながらまた考えるようになった」として「近いとは言えない先輩と、偶然に見た映画ひとつでこんなにまで話が長くなるのかと思うが、ちょっと余韻が深く残る映画だ、私にとって」とあいさつした。
「ワンダーランド」は死者を人工知能で復元するビデオ通話サービスのワンダーランドを通じて愛する人と再会するという話を描いた作品だ。映画は5日、韓国で公開される。