韓国に住んでいる僕だから伝えられる、韓国の最新情報も紹介する予定です。そのためにも、感覚を研ぎ澄まして、今流行っているものや場所をチェックしています。番組の中で、乙支路(ウルチロ)という街を紹介しようと思って、先日、偵察に行ってきました(笑)。若者のホットスポットになっていて、隠れ家的な飲み屋や、古着屋、写真映えのスポットなどもある場所です。ヒップなおしゃれな街ってことで、韓国では「ヒップジロ」とも言われているんです。instagramで「#힙지로(ヒップジロ)」と検索したら、MZ世代のファッションや、流行っているものが出てくると思いますよ。
――番組の構成に関して、カラムさんの意見も取り入れられている感じですか?
はい。ディレクターさんが「ガンガン意見を出して」と言ってくださっているので、すごくありがたいです(笑)。僕の色をどんどん出して、楽しく作っています。アドリブもOKだし、最高ですね。
僕、韓国でも2011年に『パク・キョンリムの星が輝く夜に』(MBCラジオ)というラジオ番組のレギュラーをやっていたんです。リスナーとしては、子どものころに懐かしい思い出がたくさんあります。車の中では必ずお父さんがラジオつけていたし、お母さんがご飯作る時に、必ずラジオつけていたり。韓国のラジオって、パーソナリティの方が敬語でしゃべっていてちょっと硬い印象なんですけれど、日本のラジオって、リスナーとの距離がすごく近い感じがします。隣に住んでるお兄さん的な感じで、面白い話をしているというか。
――日本のラジオを聞くことも?
タクシーに乗ると、よくラジオがかかっていますよね。この前もタクシーのラジオで、パーソナリティの方が熱いトークをしているのを聞きました。ラジオのレギュラーが決まったので、最近は勉強のために、いろいろな番組を聞くようにしています。
――今はradikoでいつでも聞けますもんね。
そうそう。便利ですよね。昔は番組が始まる30分前から待機していたり、せっかく始まっても電波状態が悪くてちゃんと聞こえなかったりしましたから。
――番組は10月5日からですが、9月18日に浅草花劇場で開催されたイベント『KARAM Special Event-Fanmeeting+プラス!』の会場で、『カラムの音楽一夜』の公開収録が行われたそうですね。ファンを前にした番組収録は、いかがでしたか?
僕はむしろ、ファンと一緒の方が緊張しなくてよかったです。スタジオ収録の時は1人で関係者に囲まれて、緊張しました。ファンの皆さんが、保護者みたいな感じがしてやりやすかったです(笑)。
――では最後に、これからスタートする番組へ向けての抱負をお願いします。
『カラムの音楽一夜』は、です。今、一番心配なのは、日本語を噛んじゃうこと(笑)。でも3ヶ月後にどのくらい成長しているか、楽しみにしていてください。韓国人なので足りないところもあると思いますが、韓国人の僕だから伝えられる最新情報や味わいがある番組になると思います。それに、懐かしい日本の音楽に対する愛がこの番組には詰まっていますので、懐かしさや思い出を感じたい方にも聞いていただけると嬉しいです。
◆カラムの音楽一夜
文化放送 毎週木曜日 20:00~20:30
HP: https://www.joqr.co.jp/qr/program/karam/
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