「HYBE」、半期売上1兆ウォン達成…アルバムとコンサートの相乗効果

 

史上最大の半期実績にはアルバム部門の成長が最大の貢献をした。「HYBE」レーベルズのアーティストの上半期のアルバム販売量は2270万枚と集計された。これは昨年1年間に販売したアルバム数(2220万枚)を50万枚も超えた数値だ。上半期の販売だけで昨年の年間販売実績を超えたわけだ。
第2四半期基準では6210億ウォン(約665億円)の売上高に813億ウォン(約87億円)の営業利益を記録した。同じ期間調整EBITDAは1064億ウォン(約114億円)、純利益は1174億ウォン(約126円)だった。売上を細かく見てみると、直接参加型に分類されるアルバム部門が2459億ウォン(約263億円)、公演部門が1575億ウォン(約169億円)で圧倒的比重を占めた。


第2四半期には公演部門の成長傾向が特に目立った。公演売上高はエンデミックの本格化で前年同期より85.4%も増加した。「BTS」SUGAと「TOMORROW X TOGETHER」のワールドツアー、「SEVENTEEN」のファンミーティングが第2四半期に開催された。公演売上の増加は間接参加型に分類されるツアーMDの売上増加効果も生んだ。

第2四半期の営業利益は前年より小幅減少した。「BTS」のデビュー10周年FESTA関連の費用とWeverseコンフェスティバルでの損失が一部反映されたためと「HYBE」は説明した。
3月に買収した米国QCメディアホールディングスの売上も第2四半期を起点にHYBEの連結実績に反映される。リル・ベイビーを筆頭にしたQCメディアホールディングスのアーティストらは、アメリカのヒップホップ市場で強者として取り上げられ、ストリーミング分野で着実に実績を残している。

2023.08.08