※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
中華ドラマ「宮廷恋仕官〜ただいま殿下と捜査中〜」14話では、楚楚の検視により、許氏が自殺ではなく他殺であることが明らかになる様子が描かれた。
景翊(けいよく)は巫醫(ぶい)の庭にあった遺体を県庁まで移動させると蕭瑾璃(しょうきんり)に兵士を借り、物を運んでいるように見せかけて遺体を連れて帰った。蕭瑾瑜(しょうきんゆ)が景翊を連れて県庁を訪れると鄭有徳(かくゆうとく)が昨晩のことを謝罪した。鄭有徳は景翊を蕭瑾瑜だと勘違いしていたのだった。蕭瑾瑜は鄭有徳に許(きょ)家の戸籍資料を探すため書庫に案内するように命じた。鄭有徳はかつて書庫で火災がおき、許家の資料が無くなってしまったと話した。蕭瑾瑜は書庫が燃えた時期が県令の交代時期と重なっていることを知り、あまりにもタイミングが良すぎると思ったのだった。
蕭瑾瑜は検視を行うために楚楚(そそ)の意見を聞くことにした。楚楚は母親の遺体を調査することを引き受けたのだった。景翊は1人で郊外に行き、譚貴(たんき)(ガオ・ジュン)と待ち合わせをした。景翊は譚貴に2枚のメモを渡し、長安(ちょうあん)まで伝えてほしいと頼んだ。
景翊の父親景閣老(けいかくろう)と薛汝成(せつじょせい)は王宮に行くと冷月(れいげつ)と蕭瑾璃(しょうきんり)の結婚を提案した。冷月の一族は西南に勢力を持ち軍力も十分だったため蕭瑾璃が兵権を握れば皇帝も安心できるのだった。薛汝成は阻止しようとしたが、景閣老は意見を変えなかった。
蕭瑾瑜は蕭恆(しょうこう)の家を訪れ調査をした。父親が自ら望んで去ったのであれば何か手がかりを残して行くはずだと考えたからである。そこには対局途中の将棋が残されていた。蕭瑾瑜と蕭瑾璃はどんなやり方をしても最後に4つの駒が残ることが分かった。蕭瑾瑜は父親が故意にこの将棋を残したと推測したが、それがなんの意味を表しているのかを理解できなかった。
楚楚は許氏(きょし)を祭ると棺桶を開け、検視を始めた。額の傷は致命傷ではなく、後頭部を鈍器で殴られたことが致命傷であった。検視の結果、許氏は自殺したのではなく、何者かによって殺されたことが分かったのだった。
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