パク・ソジュンは劇中、選手生活史上最悪の危機を突破するために計画も意図もしなかったホームレスサッカーワールドカップの監督を引き受けたホンデ役に扮した。ホンデは運動など一度もしたことのないホームレス選手たちのとんでもないチームワークにあきれ返るが、監督を辞めることもできない人物だ。さらにプロサッカー選手なのでパク・ソジュンはサッカーも完ぺきに披露しなければならなかった。
「技術面ではあらかじめどのように撮るかをデザインしておいて、後はそれだけ練習すれば良い状況を作ってくれた。撮影中もボールさえあればずっとするようにした。ボールと親しくなることが重要で、ボールを扱うシーン以外は体力的に重要だった」と説明した。
特にパク・ソジュンは世界的なサッカー選手ソン・フンミンと親しい仲だ。ソン・フンミンが「ドリーム」のシナリオリーディング映像を見て連絡をくれたという。「『ドリーム』のシナリオリーディング映像が出て、それを見て良かった。とても面白そうだと言っていた。今はシーズン中だから、もしシーズンが終わって時間があれば見てほしいと言ったら、自分はぜひ見たいと言ってくれた。とてもありがたいことだ」と伝えた。
それと共に「ソン・フンミン選手が何か話してくれるとはいえ、僕はアドバイスを受け入れるだけの実力はなく、別にアドバイスは求めなかった。サッカーだけでなく学びたいことがあればたくさん見ることが重要だ。イメージトレーニングをたくさんして撮影もしながら、自分の姿がどうなのかを確認しなければならない。続けてやってみてこそ近いイメージを作れると思う。競技場でも座っているより動き続けようと思った」と話した。
コロナ禍を経て多くの映画が公開日を確定できず待たなければならなかった。「ドリーム」も同じだった。「ドリーム」の公開が確定し、団体チャットルームでは歓声が上がったという。パク・ソジュンは芸能界でも有名な親友ウガファミリー(チェ・ウシク、BTS V、パク・ヒョンシク、Peakboy)も「ドリーム」の試写会に招待した。
「いよいよ公開するとみんなが安堵していたらしい。僕だけでなくみんなよく似た気分じゃなかっただろうか。ウガファミリーの友人は一応招待はした。時間があれば来るようだ。4年間公開できないと、映画が出るということ自体がとても感謝できるようだ。あまりにも久しぶりに出るのでうまく行ってほしいという思いもあるが、4年ぶりに出るということ自体がとても意味が大きい」と笑った。