警察が俳優ユ・アイン(本名オム・ホンシク)のプロポフォール常習投薬容疑に対する捜査に乗り出した中、ユ・アインのファンらが詳しい説明を要求した。
俳優ユ・アインに対する捜査過程がメディアを通じて、一挙手一投足が公開されるなど深刻な人権侵害行動が行われているとし、ユ・アインは直ちに公式立場を出し、これを詳しく説明すべきだという立場を示した。
オンラインコミュニティDCインサイド「ユ・アインギャラリー」は11日、「現在、ユ・アインに向けた疑惑が提起されている状況で、長年のファンはこれを注視してきたが、とうてい我慢できない事態にまで至ったと判断し、ギャラリーの世論に基づいて声明文を発表する」と明かした。
ギャラリー側はまず、ユ・アインの捜査過程がメディアを通じて、赤裸々に公開されているとし、一人の人権を過度に侵害する行為だと批判した。
続けて「これはユ・アインに向けた深刻な名誉毀損であることはもちろん、一人の人権を過度に侵害する『人格抹殺』行動だと言える」とし、「ファンは、国民の関心を政治に向けるためユ・アインの事件を利用しているのではないか、という強い疑心すらある」と話した。
それと共に「いくらユ・アインが世間の関心を受けて、生きている有名人だとしても、捜査過程の一挙手一投足がメディアを通じて公開されるのは妥当なことなのか」と反論し、「捜査機関やメディア、そして世間の無差別攻撃は休むことなく続いている。万一、このようなことが続く場合、ファンは法的対応を講じる」と警告した。
俳優ユ・アインに向けても即刻説明することを促した。ギャラリーは「なぜ本人の疑惑についてはこのように沈黙するのか? 自身の職業や人生に対する格別な所信と哲学を見せてくれた“人間オム・ホンシク”はどこに姿を隠したのか」と問い、「提起されている疑惑について、一点の曇りもなければ、今すぐにでも公式の立場を通じて、これを詳しく説明し、騒動を終息させてほしい」と話した。
そして、「それが本人の主張した“有名人としての義務”だろう」とユ・アインの一日も早い説明を要求した。
ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊は8日と9日、ソウル・カンナム(江南)区とヨンサン(龍山)区の整形外科など、さまざまな場所を家宅捜索した。警察はユ・アインが2021年初めからさまざまな病院を回り、プロポフォールを処方されたと見ている。所属事務所UAA側は9日、「関連調査に積極的に協力している」とし、「問題となる部分は積極的に説明する予定」と明かした。
WOW!Korea提供