広告界がプロポフォール投薬の容疑と大麻陽性判定で論議に包まれた俳優のユ・アイン(本名:オム・ホンシク、36)との“損切り”に乗り出した。
ユ・アインがモデルを務めるA製薬会社は10日、ホームページやYouTubeチャンネルなどに掲載されたビタミン広告から彼の写真をすべて削除した。メッセンジャーのプレゼントからもユ・アインの写真は見つからなかった。A社はユ・アインの警察捜査手続きを鋭意注視しているという。
食品、ビューティー、ファッション業界なども映像を非公開に転換するなど、ユ・アインの痕跡を消すことに忙しくなった。特にユ・アインがバーチャルヒューマンモデルとして活動中のファッションブランドには非常事態になった。
ファッションブランド・プラットフォームのB社は巨額を投じてユ・アインを模した仮想人間モデルを制作した。これを利用して積極的なマーケティングを繰り広げていたが、現在ユ・アインのモデルの仮想人間の公告は公式サイトなどから消えた状態。仮想人間を制作するためには、1年以上の期間と少なくとも5億ウォン(約5,000万円)以上の費用がかかる。
警察によると、ユ・アインは整形外科などの病院数か所を回りながら、向精神薬のプロポフォールを常習投薬した疑いを受けた。5日、彼はインチョン(仁川)国際空港で身体押収捜査を発布された警察に立件された。出国禁止措置まで下されたなか、所属事務所のUAAは「ユ・アインが最近、プロポフォールに関連し、警察から調査された。これと関連したすべての調査に積極的に協力しており、問題となる部分に対しては積極的に釈明する予定」と立場を明かした。
この中でユ・アインが大麻陽性反応を見せ、さらに衝撃を与えた。10日、あるメディアはソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊が国立科学捜査研究院に依頼したユ・アインの麻薬類精密鑑定の結果、尿から一般大麻陽性反応が、プロポフォールは陰性反応が出たと報道した。大麻の主成分は通常7~10日が経てば尿で検出されないだけに、ユ・アインは最近大麻を使用したものと推定されている。プロポフォールの場合、3、4日が経てば体内から消えて尿検査で確認が難しくなる。
WOW!Korea提供