38名もの各界の著名人の方々より絶賛コメントが到着!パク・チャヌク監督 最新作『別れる決心』2月17日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

刑事と容疑者が惹かれ合う 珠玉のサスペンスロマンス
「『パラサイト 半地下の家族』の次はこれ!!」―Variety
「今年最もロマンティックな作品」―Indie Wire

昨年5月のカンヌ国際映画祭コンペティション部門での監督賞受賞以来、世界の批評家・映画サイトから絶賛を浴び、本年度アカデミー賞®国際長編映画賞部門の韓国代表に選出。韓国では公開後に発売された脚本集がベストセラー1 位を獲得、決めセリフが SNSで流行、BTS のメンバーRM も複数回鑑賞するほどハマったと自身のSNSやYou-Tube で報告するなど、社会現象ともいえるブームを巻き起こしている。
韓国の“アカデミー賞”とも称される、最も権威ある映画祭、青龍賞で最優秀作品賞・監督賞をはじめ7冠を獲得、大鐘賞でも作品賞、脚本賞、主演男優賞の3冠を獲得!ほかにも<韓国映画制作家協会賞>では作品賞・脚本賞をはじめ6冠、<韓国映画評論家賞>では最優秀作品賞・監督賞・作家賞・主演女優賞など6冠獲得など韓国国内の映画賞を軒並み受賞。その勢いは国内に留まらず、米「ニューヨーク・タイムズ」紙や「ローリングストーン」誌、「インディ・ワイヤー」誌などが選ぶ2022年の映画ベスト10にも選出されるなど、国内外から熱い注目を集め世界中を魅了している。
監督を務めるのはパク・チャヌク。『オールド・ボーイ』(03)で第57回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞。その後『渇き』(09)、『イノセント・ガーデン』(13)、『お嬢さん』(16)など唯一無二の作品で世界中の観客と批評家を唸らせ続けてきた巨匠の6年ぶりの最新作は、サスペンスとロマンスが溶け合う珠玉のドラマ。


主演は『殺人の追憶』(03)、『グエムル ~漢江の怪物~』(06)とポン・ジュノ監督作品への出演で一躍注目を集め、ドラマ、アクション、時代劇などキャリアを通して幅広い分野で活躍しているパク・ヘイルと、アン・リー監督『ラスト、コーション』(07)でヒロインを演じ一躍国際的な女優としての地位を確立、『ブラックハット』(15/マイケル・マン監督)でハリウッドにも進出しているタン・ウェイ。
物語は、刑事ヘジュン(パク・ヘイル)が、崖から転落死した男の妻ソレ(タン・ウェイ)の調査を開始することから始まる。取り調べが進む中で、お互いの視線は交差し、それぞれの胸に言葉にならない感情が湧き上がってくる。いつしか刑事ヘジュンはソレに惹かれ、彼女もまたヘジュンに特別な想いを抱き始める・・・。
パク・チャヌクの盟友でありNetflix「シスターズ」も話題のチョン・ソギョンと共に手掛ける、二転三転する先の読めないストーリー、相手の本心を知りたいヘジュンとソレのスリリングな駆け引きに、ハマる批評家や観客が続出!映画レビューサイトのRotten Tomatoesでは94%フレッシュを記録し、「『パラサイト 半地下の家族』の次はこれ!」(Variety)、「今年最もロマンティックな映画」(IndieWire)、「ミステリーとロマンスが優雅に溶け合っている」(Collider)といった絶賛評が上がっている。

各界著名人より絶賛コメントが続々到着!

いよいよ来週17日(金)からの公開を前に、38人もの著名人・映画評論家らよりコメントが到着。
パク・チャヌク監督が小説「OUT」を読み、その面白さに唸ったという桐野夏生は
「凄まじい恋愛映画である。完璧な刑事が恋することによって自己崩壊してゆく。その妄想すらも完璧で、女は男の崩壊の破壊力に怖じる。だが、どこかおかしみがあるのは、完璧さそのものが滑稽だからだ。」とコメント。
警察小説の大家・横山秀夫は、「心に棲みつく映画だ。事件の罪と惹かれ合う罪。行き止まり(デッド・エンド)を約束されたこのロマンスは、それゆえ初恋のように初々しい。」と寄稿した。

年末に来日したパク・チャヌク監督と面した俳優の磯村勇斗は、「ロマンスであり、サスペンスでもある、大人の危険なラブストーリー!観終わった後すぐに「もう一度観たい!」と思うほどハマってしまいました。2人の駆け引きや、惹かれ合っていく時の表情・セリフが凄く好きです。」と作品への思いを前のめりに語った。パク監督と親交のあるゲームクリエイターの小島秀夫は、「パク・チャヌク監督作品の中では、最も静かで美しいサスペンス映画である。過度の暴力や扇状的な性描写はない。まるで自らの映像スタイルに“別れる決心”をしたかのように。まさに愛と喪失を描くパク監督版「めまい(Vertigo)」。それは〝高所恐怖症″による〝眩暈″ではなく、現代の我々が抱く〝恋愛恐怖症″がもたらす〝酩酊″なのだ。」と酔いしれる。さらにテレビプロデューサーの佐久間宣行は、「軽やかに、豊かに、この映画は見てるものの予想を裏切り続ける。最後に残るのは、圧倒的な面白さ」と絶賛する。『窮鼠はチーズの夢を見る』『劇場』など様々な恋愛を描いてきた行定勲は、「唯一無二の恋愛映画だ。恋に堕ちた男の滑稽さ、そんな男を弄ぶ女の悪魔性に魅了される。こんな男と女のロマンチックな道行を発想する、パク・チャヌクの独創的な映画センスにため息しかでない。」とその才能を称える。フリーアナウンサーの宇垣美里は、「言葉の隔たりがある2人の間で交わされる〝愛してる″は、直接的ではないからこそ、妖しく、美しく、鮮やかで。パズルのように散らばった彼らの足跡を辿るうち、官能的な映像に惑わされ、溺れてもう息ができない。ああ、これが大人の恋だと言うのなら、もう二度と、人を好きになんてなれやしない。」と大人の恋愛の苦みを噛み締める。

<著名人コメント一覧> ※敬称略 順不同

凄まじい恋愛映画である。完璧な刑事が恋することによって自己崩壊してゆく。
その妄想すらも完璧で、女は男の崩壊の破壊力に怖じる。
だが、どこかおかしみがあるのは、完璧さそのものが滑稽だからだ。
桐野夏生(小説家)
心に棲みつく映画だ。事件の罪と惹かれ合う罪。行き止まり(デッド・エンド)を約束されたこのロマンスは、それゆえ初恋のように初々しい。
横山秀夫(作家)

ロマンスであり、サスペンスでもある、大人の危険なラブストーリー!
観終わった後すぐに「もう一度観たい!」と思うほどハマってしまいました。
2人の駆け引きや、惹かれ合っていく時の表情・セリフが凄く好きです。
磯村勇斗(俳優)

人生が困難でままならない時期に始まってしまう恋愛は、デコボコの台の上に荷物を乗せたような不安定さで、
平坦な地面に置いたときとはまるで違う。それでもそのまま運命的な崩壊に向かって走るしかなかった……わたしはそのような物語として観ました。
桜庭一樹(作家)

何が起きているのか、どこへ向かっているのか、まったく分からないまま、映像から目が離せなかった。 愛と呼ぶにはあまりに自覚的で美しい被疑者の物語だった。
島本理生 (作家)

(2ページに続く)

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2023.02.08