「コンクリートユートピア」は2021年4月に初の撮影に突入した。当時イ・ビョンホンは「オム・テファ監督さまをはじめ、パク・ソジュン、パク・ボヨンらほとんどの俳優たちと初めて呼吸を合わせることになってときめいて楽しみだ」と心境を伝えた。
パク・ソジュンは「新しいジャンルに挑戦することになり、ドキドキする。ファングンアパートという空間、その中で生きる人々と事件の中で変化するミンソンの感情が魅力的に感じられた」として「観客のみなさんに良い作品をお見せできるよう最善を尽くす」と覚悟を明らかにした。

パク・ボヨンは「コンクリート・ユートピア」と共にできて嬉しく、今後の撮影に熱心に取り組む。シナリオリーディングからシナリオで読んだそれぞれの人物がリアルに感じられるほど、活気に溢れる現場だった。今後の撮影が楽しみで、良い俳優と一緒にできるというときめきと期待がある。たくさん学べる現場になりそうで、より一生懸命準備して映画をうまく描きたいと誓った」と話した。
「コンクリートユートピア」は2021年夏に撮影を終了した。今年公開を予定している。

また「コンクリートユートピア」は2014年からレジンコミックスを通じて連載され、予期せぬ災難の前に変化していく赤裸々な人間の姿を描いて好評と人気を集めたキム・スン作家のウェブ漫画「愉快な隣人」の2部を原作に新たに脚色した作品だ。原因がわからない地震により廃墟になった世界を背景とする「コンクリートユートピア」の始まりを知らせる。
「コンクリートユートピア」の最初のボタンとなる「コンクリートユートピア」というひとつの世界観は今後、映画「荒野」、ドラマ「愉快ないじめ」、「コンクリートマーケット」に続く。
ディストピアの世界観を扱う「コンクリートユートピア」。多くの人々が2023年の期待作に選んでいる。