俳優イ・ジェフン主演の痛快アクションエンターテインメント「復讐代行人~模範タクシー~」がTSUTAYA先行でDVDレンタル中、DVD-BOX1を発売中だ。
このたび同作で、社会的弱者に代わって悪人を懲らしめるダークヒーローを演じた俳優イ・ジェフンのオフィシャルインタビューが届いた。
-本作に出演を決めた理由を教えてください。
様々な理由がありますが、悪人は報いを受けるというストーリーが痛快で気に入りました。それから、パク・ジュンウ監督は以前からドキュメンタリー番組などを多数手がけていて、社会的弱者と被害者たちの視線で見られる方だと思ったので、出演を決めました。
-キム・ドギというキャラクターに魅力を感じたのは具体的にどんな部分ですか?
キム・ドギというキャラクター自体が、つらい記憶とトラウマを持っているのですが、それを克服するために被害者に代わって復讐するという役が、今まで描かれたことのない人物だと思い、魅力を感じました。そして、特殊部隊の出身なので悪者たちにも引けを取らず、ハードなアクションで対峙できる姿や優れた運転の実力を持っている部分がカッコよく見えました。あまりにも非現実的なキャラクターなので、人々から「こんな人は現実には存在しないだろう」と思われるほど魅力的な人物を演じることができてとても光栄でした。キム・ドギは冷たくて近寄りがたい面もありますが、事件を解決するにあたって別の人物に変装をするので、とても面白いキャラクターなんです。そのような見どころもあるので、キム・ドギというキャラクターを演じるのは難しかったけれど、とても楽しく撮影できました。
-本作は同名のWeb漫画をドラマ化した作品ということで、Web漫画を実写化するにあたって何かプレッシャーはありましたか?また、どのように準備をして撮影に臨まれたのでしょうか?
最近、Web漫画が原作のドラマや映画などが増えていて興味を持たれる方も多いと思います。「模範タクシー」もとても面白いWeb漫画ですし、多くの原作ファンの方から愛されていたので、うまく演じられるかプレッシャーもありましたが、関係者全員が熱意と誠意にあふれていたので、きっと良い作品になると期待しながら演じました。
事前の準備は、演技に関する点は自分で悩んだり、監督と相談したりしましたが、アクションシーンにおいてはアクションチームとの話し合いに時間をかけました。アクションの息を合わせるのに、かなり時間がかかりました。特に高難度のカーチェイスシーンは、車が180度ドリフトするシーンを撮るために、何度も撮り直しました。道路も通行止めにして、安全な状況で撮影したのですが、僕はアクション監督ほどの運転の実力はないので、やる気はあっても実力が追いつかず、苦戦しました。それでもいい画になったので満足しています。
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