初回のトークテーマは「映画の主人公にしたい人間」で、映画監督チャン・ハンジュンと共にMCを務めたRM。あまりの盛り上がりで、収録に11時間もかかったそうだが、各分野の学者や小説家らの話に熱心に耳を傾けながら、話が脱線していくと、それを戻したりする調整役もし、話に熱が入る学者らを上手くまとめる進行ぶりを見せていた。
その中で、RM自身も幼い頃の夢は天文学者だったことや、「BTS」の曲には宇宙をテーマにしたさまざまな曲があるとし、「MIKROKOSMOS」「134340」とRMのソロ曲「MOONCHILD」がNASAで流れたことや、JINのソロ曲「MOON」、「Coldplay」とコラボした「My Universe」などの話も。
さらに、「BTS」の世界的な成功の要因を聞かれたRMは、約2時間の公演でメンバーたちのベストを尽くす姿が言葉の領域を越え、心と心で通じ合っているからではないかとし、科学的に分析できないという点が、むしろ一番魅力的だと語り、究明できないあいまいさと余白がいいと答えた。
そして、練習生になることを決め、勉強をやめたのが高校2年のときで、それから長い間、勉強への渇きが常にあったので、今回この番組を通して、たくさん学んで知恵を得たいと思い、出演することに決めたと明かした。そうして、自身を「学びを欲望する人間」と表現し、カメラに向かって“エンディング妖精(ステージの最後にクローズアップされるメンバー)”のようにポーズを決めるサービス精神まで見せたRM。すっかり番組に馴染んでいたが、本人の生き生きとした楽しそうな表情からも、久しぶりのバラエティとしてはぴったりな番組を選択したようだ。
WOW!Korea提供