ソウル・イテウォン(梨泰院)の雑踏事故に伴う惨事による哀悼の雰囲気が続くなか、芸能界にも犠牲者たちを助けようとする思いやりの手がつながっている。
5日、希望ブリッジ・全国災害救護協会によると、グループ「ATEEZ」はイテウォンの惨事に関連する支援に使ってほしいと、寄付金1億ウォン(約1,000万円)を伝達した。
所属事務所のKQエンターテインメントの関係者は、「メンバーたちが今回の事故を深く哀悼している」とし、「犠牲者のご遺族や負傷者の皆さんに少しでも役に立つことを願う」と明らかにした。
これに先立ち、女優のイ・ヨンエは遺体の運送費がなく祖国に帰れずにいる犠牲者のために費用を支援した。惨事により亡くなった高麗人のパク・ユリアナさんの父親は故郷のロシアに娘の遺体を運ぶのに必要な約5,000ドル(約709万ウォン、約70万円)を用意できず困難を覚えていたという。
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