<梨泰院事故>KBS報道本部、“謹弔”の文字ない黒いリボンの着用について「自律的判断」と表明…行政安全部の指針とは関係ない


KBS報道本部がニュース番組の出演者たちに“謹弔”の文字のない黒いリボンを着用するようにした決定が、行政安全部の指針とは関係がないという立場を出した。

KBS報道本部は3日配布した関連立場文で、「イテウォン(梨泰院)の惨事に対する哀悼の意で出演者に黒いリボンを着用するようにしたのは、KBS報道本部の自律的決定だった」と明らかにした。

KBS報道本部は「圧死事故」が「圧死惨事」と確認されていた10月30日日曜日午前に、「あまりにも大きな惨事が発生した」と判断し、番組でも“哀悼”の表示が必要だと決めた」としながら、「その後、当日の午後3時10分頃から哀悼リボンを着用した」と説明した。

“謹弔”の文字がない黒いリボンを選んだ理由に関しては、「当時、まだ病床で死闘を繰り広げていた重傷者たちも多かった状況で、死亡者に対する哀悼の意を込めている“謹弔”の文字がない黒いリボンがより適切だと判断したため」と明らかにした。さらに「文字がない黒いリボンがよりすっきり見えるという意見もあった」としながら、「すべてKBS報道本部の自律的決定だった」と強調した。

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2022.11.03