これに先立ち行政安全部は梨泰院の惨事発生翌日の30日、各政府部署や地方自治体などに“謹弔”の文字がない黒いリボンを着用せよという指針を下した。その後、オ・セフンソウル市長が“謹弔”の文字が書かれたリボンを付けて会議に参加したなど混乱が生じ雑音が出てきた。KBS報道本部は関連する物議に巻き込まれることを懸念して立場文を出したとみられる。
KBS報道本部は「“謹弔”の文字がない黒いリボンを着用せよという行政安全部の公文書(業務連絡)は、10月30日夜9時30分に各政府部署や自治体で施行された」とし「時期的にKBS報道本部が黒いリボンの着用を決定し、スタジオ出演者たちが黒いリボンを着用して出演したかなり後であり、KBSには関連する公文書が伝わらなかった」とも明らかにした。
付け加えて「スタジオ出演の記者たちには黒いリボンを着用するようにしたが、出演する専門家たちには着用するかを自律的に判断するようにした」と伝えた。
WOW!Korea提供