こうしてふたりが各自の個性あふれるソロアルバムを発売した状況だ。次のランナーとしてはBTSのリーダーRMが決定されていた。RMはデビューして2013年からこれまでBTSのアルバムに参加し、その音楽性を認められてきた。また、2回のソロミックステープを発売し、繊細で洗練された感性を誇った。そのため、RMのソロ活動は多くの人々の関心を集めるしかなかった。
しかし、意外にもRMはケーブルチャンネルtvN「知っておいても役に立たない神秘的な人間の雑学辞典」のMC抜てきで入隊発表後初のソロ活動を知らせた。RMのレギュラーでのバラエティ番組出演は2015年のtvN「脳セク時代-問題的男」以来約7年ぶりだ。
国連総会の特別講演者と大統領特別使節など多様な知的な魅力を誇った彼だけに当然のことだった。また、普段彼は本業である音楽はもちろん、多様な文化芸術に幅広い関心を示した。ただ、完ぺきなラッピングとパフォーマンス、ゆったりとしたジェスチャーとステージを掌握するカリスマ性があるため、彼のソロ活動の方向がバラエティ番組なのかと、やや残念さを残していた。
しかし、心配が色あせるかのごろくRMはソロアルバムの準備を知らせた。J-HOPEはこれまでとは違う自身の姿とともに一段階成長した姿を見せるという抱負を盛り込んだ。ジンは目的地なく流れて行った「私」のすべての夢を見つけさせてくれた彼らを「君」に例えて表現し、ファンARMYに対する深い愛情を表わした。
果たしてRMはJ-HOPEとジンとは違ったどんな話を取り出すか、多くの人々の期待を集めている。