また、誰かを傷つけるようなことはしたくないという思いから、この役を演じてもいいのだろうか、ということも悩み、なかなか出演を決められなかったのだという。そんなパク・ウンビンに監督と脚本家が、自分たちがたくさん勉強したし、しっかり準備していると話して彼女の不安を取り除き、パク・ウンビンはその2人を信じ、誰かがしなければいけない物語なら、自分が表現してみたいとようやく決意し、1年かかって出演を決めたそうだ。
学生時代は、徹夜でドラマを撮影した後、そのまま学校に行ったり、音大生を演じたときには7か月間、バイオリンの練習をしたり、時代劇に出演するときには乗馬、アクション練習に加え、朝鮮王室に関する本を読んだりも。そのように手堅くこつこつとできるタイプで、忍耐もあり根気強い方なので、これだけ長く続けてこられたと話していた。
そして、パク・ウンビンの涙腺を緩めたのが、ウ・ヨンウに対する想いを語ったときと、子役時代から15年、自分のマネジャーをしてくれている母親への想いを語ったときだった。特に、母親に対しては、一番たくさんの影響を受け、学んだことが母親の哲学だと話し、母としてマネジャーとして自分のために人生を捧げてくれているので感謝しかないし、必ず親孝行をすると誓っていたのが印象的だった。
最後は、作品が終わるたびに、いつもやっているというシグニチャーポーズの“ぴえんポーズ”を披露し、締めくくったパク・ウンビン。ここ数年は「ストーブリーグ」、「ブラームスは好きですか?」、「恋慕」、そして「ウ・ヨンウ」と4作連続ヒットを記録しており、今一番勢いに乗っているだけに、次の作品も非常に期待される。
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