まず女優コ・ドゥシムが、思い出を回想するように壁にかかった額縁をまじまじと見つめるシーンから始まる。時間はいつのまにか過去に戻り、女優ハ・ジウォンと俳優カン・ハヌルが、何かに追われているかのように緊迫した姿で、全力疾走をしながら切なく見つめ合っている。
その後、画面は北朝鮮軍の服を着たカン・ハヌルが「朝鮮民主主義人民共和国」と叫ぶシーンに移り、強烈な発射音で緊張感を爆発させる。続いて、「私と一度演劇してみませんか?」というセリフが流れ、秘密めいた演劇の序幕が始まり、ホテルを守りたいハ・ジウォンが誰かと激しく対立する姿が公開される。ここに、リ・ムソンと呼ばれる男の正体を明かそうとする人々の姿が交差され、どのような事情で絡んでいくのか興味を高める。
「お婆さんをお見送りしたら、僕も元の場所に戻らなければいけません」「僕がいる間は、一所懸命僕を使ってみてください」というセリフが流れ、お婆さんの最後の願いと演劇に絡む秘密が何なのか、緊張感を誘う。続いて強烈な余韻を残して、「カーテンコール」のロゴが上がり、初回放送に対する期待感を加える。特に、俳優たちはすでにキャラクターに成り切った姿で、短いティーザー映像のなかだけでも完璧な変身を予告した。
制作会社VICTORY CONTENTSは、「『カーテンコール』だけでしか見られない興味深いストーリーと、中毒性の強い叙事で一瞬も目が離せないだろう」とし、「豪華俳優陣が繰り広げる演技のアンサンブルに、五感を刺激するどんでん返しと興味、そして感動まで盛り込まれる予定なので、ウェルメイドドラマに期待してほしい」と伝えた。
「カーテンコール」は、ドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」、「風と雲と雨」、「師任堂(サイムダン)、色の日記」などを演出したユン・サンホ監督と、映画「ヒットマン」、「ミッドナイト・ランナー」などを制作した脚本家チョ・ソンゴルがタッグを組んだ。
圧倒的なスケールと、唯一無二のオーラでスタート前から没入度を高めている、KBS 2TV新月火ドラマ「カーテンコール」は、10月31日夜9時50分から韓国で初放送される。
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