CJ ENMは先月30日と昨日1日、サウジアラビア首都リヤドで行われたK CULTURE FESTIVAL「KCON 2022 SAUDI ARABIA」が、現場に集まった2万人を超えるファン達の熱狂的な反応の中、大盛況で幕を閉じたことを知らせた。
KCONは集客効果が大きいK-POP公演に、韓国のライフスタイルを直接経験できるコンベンションを融合させたフェスティバルだ。2012年から110万人以上の観客を集めK CULTURE伝播の先鋒役を担ってきた。
KCONのサウジアラビア開催は今回が初めてのことだ。中東地域としては2016年にアラブ首長国連邦(UAE)で行われた「KCON 2016 Abu Dhabi」に続く2回目だ。今回のKCONは6月にCJ ENMとサウジアラビア文化部が締結した文化交流推進業務協約(MOU)による最初の結果物である。
2日間進行された今回のイベントでは、サウジアラビアだけではなくアラブ首長国連邦、エジプト、クウェート等の周辺地域のK-POPファン2万人以上がイベント会場をいっぱいに埋め尽くした。また公演が生中継されたTVING、KCON YouTubeチャンネル、Mnet K-POP等のチャンネルにも全世界213カ国、820万人のファンが集まりサウジアラビアの夜空にあがったK-POPの祭典に一緒になって熱狂した。
今回のKCONはグローバルK-POPファンらが熱狂するショーラインナップとして注目を受けた。初回の日は9人組ボーイズグループ「PENTAGON」がKCONシグニチャーソングである「POPPIA」のロックバージョンを披露し豪華な幕を開けた。以降、舞台のバトンを受けた「SECRET NUMBER」、「P1Harmony」、「THE BOYZ」が続き、豪華なパフォーマンスでファンを魅了した。
続くソンミは「Heart Burn」、「pporappippam」、「GASHINA」で魅力溢れる舞台を 見せた。その後に登場したRain(ピ)は、「GANG」、「Love Song」、「30 SEXY」で会場の爆発的な反応を惹きつけ祭典の熱気を最高潮に引き上げた。
2日目はヒョリンが強烈なパフォーマンスで舞台を掌握し口火を切った。これに4世代アイドルグループ「NewJeans」が感覚的なスタイルの公演で中東進出の初舞台を終えた。
「TO1」と「ONEUS」は合同舞台を通じてKドラマ「二十五、二十一」のOSTを歌いサウジアラビアファン達の感性を狙い撃ちした。「TO1」のリーダーであるジェユンは「K-POPやKドラマ等、 Kコンテンツが国境を越えて世界を一つにすることができると言う現実に胸がいっぱいです。サウジアラビアで行われた第1回目のKCONに参加ができて光栄でした」と舞台にあがった想いを伝えた。
続けて「STAYC」がリレーパフォーマンス曲として「SUPER JUNIOR」の「SORRY SORRY」を披露し多くのファンの懐かしさを刺激。現場の全てのファンが声を一つにして歌えるという珍風景を演出した。2日目の公演の締めくくりは多くのグローバルファンダムを保有している「ATEEZ」が飾った。「ATEEZ」は「Guerrilla」、「THANXX」、「The Real」等のヒット曲を連続で歌い上げK-POP強者の面貌をしっかりと誇示した。
コンサート前に行われたコンベンションでもKコンテンツの熱気を実感できた。 Kドラマ、K映画、K webtoon、K fashion等、K CULTUREを経験できる様々な空間で構成されコンベンションでは韓国文化に関心の高いファン達が活気を起こさせた。
CJ ENMの関係者は「名実共に“世界最高のK CULTURE FESTIVAL”として位置付けられたKCONが、今立ち向かっている壮大な旅路にサウジアラビアという新たなページを追加することができたことがとても意味深い機会でした。サウジアラビアに韓国文化を知らせ両国が交流できる足場を築いているような気持ちで、胸がいっぱいです」と想いを伝えた。続けて「CJ ENMの超格差製作能力を基盤としこれからも継続して成長するK CULTUREコンベンションを創っていきます」と付け加えた。
一方、CJ ENMは14日からは東京でKCON 2022 JAPANを開催する予定だ。
WOW!Korea提供