俳優イム・シワンが、シックながらも穏やかなグラビアが公開された。
先月公開された映画「非常宣言」(原題)で極悪なテロ犯リュ・ジンソク役で見事な演技変身を披露したイム・シワンが、「marie claire」BIFFエディションを通じてグラビアとインタビューを公開した。
彼は悪役で新たな挑戦をした映画「非常宣言」の後日談について話し始めた。「初めて試写会で観客から『悪い奴!!』と言われた」と明かし、これまで演じてきた役割で積み重ねてきたイメージとリュ・ジンソクのギャップについて話した。彼は「(ギャップがあっただけに)リュ・ジンソク(のキャラクター)を効果的に作ることに集中した」と答えた。「悩んだ末に下した結論は、わざわざ何かをしようとしないということだ。悪役が持つ選考性にむしろ従わなかったというべきだろうか?」という説明を付け加えた。また、「悪役に対して共感するのではなくプロファイリングの形で接近しようとした」と伝えた。
演技に対する評価に対して「多くの人が良く思ってくださり幸いだという思いはあるが、演技に対する価値観を築いていく成長期なので、褒められたからといって満足はできない」とした。
初めての映画「弁護人」を皮切りに、ことしで俳優10年目を迎えるイム・シワンは「作品をやりこなすことはいつも勇気がいることだ」と言い「それでもずっと俳優という職業を愛している」と告白した。