キーとミンホは相変わらずで、キーの家に集合だったミンホは、まだ出かける準備をしていないキーに、早速小言を言い始めたり、海に向かう車内ではキーがやたらルームミラーを見るので、「なんでそんなに鏡を見るの？」と聞くと、「1分に1回、僕の姿は変わるから」と答えるキーにあきれたり。ああ言えばこう言う、通常運転の2人だった。
それが3人になったときは、イジるターゲットがキーかソン・ドンウンに。漢江に到着し、日焼け止めを独特に塗るキーにミンホが「原始人じゃないの？」と大笑いし、日焼けをしたら顔が痛いというキーに、ソン・ドンウンも「だったら家にいた方がいいんじゃない？家に招待してくれればよかったのに」とつっこみを入れた。かと思うと、バッチリのフルメイクで、しかも替えのパンツを持ってこなかったというソン・ドンウンにはキーとミンホがしっかりつっこんでいた。
そんな3人の掛け合いも面白かったが、彼らが水上スキーをする姿も爽やかだった。中学時代、水上スキー選手だったというキーが華麗に乗りこなす姿は、ミンホもソン・ドンウンもビックリ。今では運動のイメージがないキーだけに、最初は「逆に上手すぎて、笑える」、「水上スキーと似合わない」とからかっていたが、そのうちカッコよく乗りこなすキーに「うわぁ。本当に上手い」と感心していた。
一方、運動神経のいいミンホもすぐに感覚をつかみ、難なく乗りこなし、ソン・ドンウンも「水上スキーではなく、この船でも運転したい」と自信なさげだったが、何度かの失敗を経て、見事に乗りこなすまでになっていた。ソン・ドンウンはキーに嘲笑されないよう頑張ったらしい。
また、水上バイクで引っ張られる乗り物に3人で乗ったときには、キーが水の中に振り落とされ、ソン・ドンウンもぐったりする中、安定感のあるミンホだけが楽しそうにケラケラ笑っているという場面もあり、やはりこういう運動系は何をやらせてもミンホの独壇場になる。
その後、デリバリーしたピザとラーメンを食べた3人。そこでも、キーがソン・ドンウンに「ラーメンを頼んでおいて、何で食べないの？」とつっかかると、「なんでそう一つ一つケチをつけるの？」とソン・ドンウン。すると、ミンホが「（キーは）好きな人にだけ、そうやってかまうんだよ」とフォローしたが、ソン・ドンウンが「その好きな人たちは、そういうのを嫌うじゃん」と返すと、「その通り。間違いない」と応じ、大爆笑。
そんなこじらせ（？）キーが、ピザを切り離せないでいると、ミンホとソン・ドンウンが無言で同時にさっと手を出し、押さえてあげるという、さりげない優しさを見せる場面も。さらに、キーは誕生日のソン・ドンウンのために準備していた、段ボールでできた組み立て式のエコ家具（紙の棚）をプレゼント。
キーは「きょうの日付も入れて、サインして」というソン・ドンウンの要望に応え、サインまで入れた。その日付を見ると、6月6日。ちょうどドンウンの誕生日だったのだ。ソロでも活動中のドンウンなので、何かの番宣で出てきたのかと思ったが、そうではなかった。3人の関係が愛おしく感じられる、一足早い、夏の友情の1ページだった。
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