また、コン・ユは「ハン・ユンジェが持っているシニカルな面が私にもあると思う。私は正義を好む人だと感じた。ユンジェの頼もしい責任感が実際の私の性格に似ている」と高いシンクロ率について語った。
彼は「私のような場合、個人の信念や確信を大切に考える人だ。無条件不特定多数が正しいというところに集まるよりも、個人が確実な哲学と信念を持って生きなければならないのではないかと思う。多数の意見に気後れしないで、言うべきことがあれが少数が信念で語ることができなければならないと思う」と打ち明けた。
彼は「私たちのドラマの中のソン・ジアン(ペ・ドゥナ)とハン・ユンジェがぶつかるのが善と悪の対立ではない。だからもっと胸が痛い。善悪の対立は簡単だが、善と善の対立はそうではないから」と付け加えた。
「制作者」チョン・ウソンとの作業はどうだったか。コン・ユは「制作は私も以前から関心の多い分野だった。直接やりたい物語をいつか気の合う人々同士が集まって小さなコンテンツでも制作したいという思いがあったし、そんな心が大きかった」と話し始めた。
続いて「ところで今回『静かなる海』で先に制作に挑戦したチョン・ウソン先輩を見ながら、刺激より少し反省をすることになった」と明らかにした。
彼は「『制作というのは、私のこの程度の情熱を持って飛びつく事ではないな』と、こんな考えをするようになった。チョン・ウソン先輩がとても情熱的で、むやみに誰でもすることではないということを現場で見ながらたくさん感じた。こんな反省という意味で刺激を受けた」と伝えた。