またジュノは、気難しくも可愛い王世孫イ・サンの魅力を多彩に表現し、キャラクターの魅力はもちろん、ロマンスに対する期待も高めた。イ・サンは、自身を池に落としたドギムに反省文を書かせた一方、正体を隠したまま書庫での出会いを続けた。鋭い目つきでドギムをにらみつけたかと思うと、すぐに笑ったりするジュノのロマンス演技は視聴者をときめかせ、今後の展開に対する興味を加えた。
こうしてジュノは、強靭ながらも不安で、気難しいがときめくイ・サンというキャラクターを立体的に表現し、たった2話で視聴者を魅了した。加えてイ・サンの繊細な感情の変化までとらえたジュノのディテールな演技力は、キャラクターを鮮やかに描き出して見る人を引き込んだ。キャラクターをうまく演じ切ってジャンルを問わず、幅広い演技のスペクトルを証明してきたジュノが完成する新しい「正祖イ・サン」の話に期待が高まっている。
一方、ジュノが主演を務めたMBC「袖の赤い裾口」は、毎週金曜日と土曜日午後9時50分から韓国で放送される。