「最も情熱が熱い時期に出会った作品」
歌手兼俳優のキム・ドンジュン(元ZE:A)は軍服務を終えた後、初めての作品として選んだKBS 2TV大河ドラマ「高麗契丹戦争」をこのように紹介した。
「高麗契丹戦争」は寛容のリーダーシップで契丹との戦争を勝利に導いた高麗の皇帝ヒョンジョン(顕宗)と彼の政治の師匠であり高麗軍の総司令官だったカン・ガムチャン将軍の話を扱う作品。キム・ドンジュンはヒョンジョン役を務め、カン・ガムチャン将軍役のチェ・スジョンなどと演技タッグを組んだ。
キム・ドンジュンは9日、ソウル・クロ(九老)区のザ・セントで開かれた「高麗契丹戦争」の製作発表会で、「作品の台本を受け取り、『僕がヒョンジョンという人物を表現できる』というプレッシャーもあったが、プレッシャーよりは役柄をうまくやり遂げたいという気持ちが大きかった」と述べた。
彼は続けて、「ヒョンジョンは王冠の重さを耐えながら成長していく人物なので、キャラクターと共に成長しながらうまく解決していけばいいという思いで臨んでいる」と述べた。チェ・スジョンと演技タッグを組むことに関しては、「助力者であり父親のような方とご一緒できてうれしい」としながら、「役柄は皇帝なのに先輩の前に立つと、両手をおとなしく合わせるようになる」と述べ爆笑をそそった。
キム・ドンジュンは“剃髪闘魂”も敢行した。ヒョンジョンが僧侶の人生を歩んでいく時のシーンも演技しなければならなかったためだ。除隊後の初の作品で剃髪闘魂をしたという点で、さらに目を引く部分だ。
キム・ドンジュンは「最も情熱で満ちている軍除隊後の時期に今回の作品と出会った」という言葉で意志をあらわにした。さらに「これまでの大河ドラマと差別化された部分が多いだろう。作品にメディアにあまり露出されていない歴史的な人物たちも登場する」としながら、作品に対する関心を呼びかけた。
「高麗契丹戦争」は「太宗イ·バンウォン」が昨年5月に放送終了した後、1年半ぶりに視聴者たちの元を訪れる大河ドラマ。製作費規模が270億ウォン台(約31億円)台である大作で、11日から毎週土・日夜9時25分にKBS 2TVを通じて放送される。今後、Netflixを通じても公開される予定。出演陣のラインナップには、チェ・スジョン、キム・ドンジュン、チ・スンヒョン、イ・ウォンジョン、キム・ジュンベ、キム・ヒョク、イ・シア、イ・ジェヨン、チョ・スンヨン、チョ・ヒボン、チュ・ソクテ、ハ・スンリ、ハン・ジェヨンなどが名を連ねた。
WOW!Korea提供