ボーイズグループ「PLAVE」、CD売上20万枚超えなのに、日本人が知らないK-POPグループって?

 

韓国ボーイズグループ「PLAVE」は、2023年3月にデビューした5人組のバーチャルアイドル。

彼らは「自分たちの夢を叶えるために、新しい世界を作っていく」という意味で結成され、『漫画から登場したようなアイドル』がコンセプトのグループ。

ことし3月12日に「ASTERUM」で正式デビューした新人だが、ライブ配信には様々な国の約4,000人のネットユーザーが集まり、中国のWeiboの仮想アイドル部門で1位を記録するなど、早くも国内外のファンを大勢集めている。

さらに、ファンとの交流を図る「ビデオ通話会(通称ヨントン)」の実施や、アイドルとして韓国の人気音楽番組「ショー音楽の中心」への出演、また公式YouTubeのチャンネル登録者数は現在40万人超えを見ると、これまでのバーチャルアイドルよりも大衆性が高いグループだと感じる。

日本のVTuberシーンで見られるアニメ調ではなく、やや実写に近い(フォトリアルな)アバターで活動しているのが特徴で、MVもかなり完成度の高い美術背景とアニメーションが取り入れられており、MVも彼らの「1つの作品」として制作されていることが感じ取れる。

そんな彼らが、今月24日に新アルバム『ASTERUM : The Shape of Things to Come』をリリースした。

8月31日現在でアルバムの売り上げは22万枚超えており、今年デビューしたボーイズグループのなかでは韓国ボーイズグループ「ZEROBASEONE」「BOY NEXT DOOR」に続く売上を誇る。


タイトル曲「6番目の夏」は、アコースティックギターとピアノの感性溢れるサウンドが印象的な、ノスタルジックな1曲。

メンバー各々の苦悩と逆境を「雨」に例え、辛い局面を乗り越えた5人の少年が1つとなってファンと出会い、「6番目の夏」の始まりに到達するという、ファンタジーな歌詞が描写されている。

夏のじめっとした暑さと、静けさのなかにある情熱が込められた豊かなメロディーが心地よい。

先ほど言及したとおり、MVも高クオリティーで曲のストーリーがさらに伝わってくるので、ぜひ見てみてほしい。

 

WOW!Korea提供

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2023.08.31