【韓国はアイドルも最先端!】今知っておきたいAIのK-POPグループ5選!!
「K/DA」
ライアットゲームズが開発したPCゲーム『League of Legends』内のキャラクターをベースにした、仮想のK-POPバーチャルガール・グループ。2018年『League of Legends Champions Korea』の決勝大会のオープニングでデビューした彼女たち。デビュー曲「POP/STARS」のMVは公開されてわずか4日間で2000万回再生を超え、1か月で1億回を突破した。K/DAのメンバーはいずれもゲーム上に存在しているキャラクターで、リスナーは曲を聴くことでさらにゲームの世界観を楽しんだり、またはアイドルとして応援することが可能だ。ちなみに、「K/DA」の歌とダンスを提供していたのはいずれも現役歌手で、アメリカで注目されている歌手「マディソン・ビアー」「ジャイラ・バーンズ」を始め、韓国ガールズグループ「(G)I-DLE」のソヨンとミヨンが参加している。
「ISEGYE IDOL」
Twitchで活動しているストリーマー「woowakgood」が企画したプロジェクトを通して制作された6人組のガールズグループ。韓国では初めてローンチされたバーチャルアイドルグループだ。2021年8月に結成され、その年の12月にシングル『RE : WIND』でデビューした。デビュー音源は韓国主要音楽チャートMelonで80位、Gaonダウンロードチャートで1位など、人気が高いことがわかる。また、メンバーの6人はそれぞれTwitchパートナーストリーマーを達成し、YouTubeのチャンネル登録者数も10万人を超えているなど、今勢いに乗っているアイドルグループだ。
「SUPERKIND」
韓国ボーイズグループ「SUPERKIND」は、DEEPSTUDIOから2022年6月にデビューした5人組のボーイズグループ。K-POP界初の「AIメンバー」と「人間」が混在しているグループ。1stデジタルシングル「PlaySuperkind : Apply for a beta test」のタイトル曲「WATCH OUT」のMVを見ると、4人と1体のAIがいることが分かる。
それもそのはず、彼らの所属事務所「DEEPSTUDIO」は仮想空間(メタバース)で活動するデジタルヒューマンやアイドル、モデルを研究するスタートアップ企業で、VFXやディープラーニング技術を得意とする会社なのだ。コンテンツを見ると、AIメンバーのダンスの動きがとても滑らかで自然体で驚いた。AIメンバーがいることで、グループとしての結束力などに支障をきたさないのかが心配になるが、これからを見守っていこう。
「PLAVE」
2023年3月にデビューした、バーチャル5人組ボーイズグループ。彼らは「自分たちの夢を叶えるために、新しい世界を作っていく」という意味で結成され、3月12日に「ASTERUM」で正式デビューした。ライブ配信には様々な国の約4,000人のネットユーザーが集まり、中国のWeiboの仮想アイドル部門で1位を記録するなど、早くも国内外のファンを大勢集めている。さらに、ファンとの交流を図る「ビデオ通話会(通称ヨントン)」の実施や、アイドルとして韓国の人気音楽番組「ショー音楽の中心」への出演、また公式YouTubeのチャンネル登録者数も30万人を超えているのを見ると、これまでのバーチャルアイドルよりも大衆性が高いグループだと感じる。公式YouTubeでメンバー別インタビュー動画やマメに行われているライブ配信などで、人気を集めているようだ。
「MAVE:」
韓国の芸能事務所メタバース・エンターテインメント初のアイドルグループとして、2023年1月25日にデビューした4人組のガールズグループ。大手ゲーム会社を親会社にもつメタバース・エンターテインメントとKakaoエンターテインメントがタッグを組んで誕生。4人のビジュアルはもちろん、韓国の音楽番組「ショー音楽の中心」への出演や、デビューまでのビハインドをまとめた動画をYouTubeに公開する様子は、現実のアイドルと変わらない活動ぶりを見せている。その人気は、デビュー曲「PANDORA」のMVが1500万回再生を突破したことでも明らかだろう。さらに、今年2月からはメンバーを主人公にしたウェブ漫画『MAVE: また異なる世界』の連載が始まるなど、その活動はとどまることを知らない。
WOW!Korea提供