6月24日(金)にナ・ヨンソクPDのtvN新バラエティ「ピョンピョン地球娯楽室」がスタートした。
出演者は女性お笑いタレントのイ・ウンジ、「OH MY GIRL」ミミ、ラッパーのイ・ヨンジ、「IVE」アン・ユジンの4人だ。
ナ・ヨンソクPDというと、縁を大事にし、気心の知れたメンバーたちと番組を作っていく傾向にあるため、このように初起用となる演者を揃えたのは、かなり新鮮に映る。しかも、女性出演者だけの番組というのも久しぶりで、放送前から女性版「新西遊記」と言われ、注目を集めていた。
そんな中で始まった初回放送は、視聴率2.2%(ニールセンコリア調べ、全国基準)。tvNのターゲット層である20歳から49歳までの視聴率では、1.7%を記録し、ケーブルと総合編成を含む同時間帯1位となったことから、まずまずの出発と言えるようだ。
この番組は、地球に逃げた月のウサギを捕まえるために集まった4人の勇士が、時間と空間を行き来しながら繰り広げる新概念ハイブリッドマルチバースアクションアドベンチャーバラエティー。いろんな言葉が詰め込まれているが、要するにナ・ヨンソクPD得意のゲームをベースに展開していく、何でもありの予測不能バラエティといったところだ。
「新西遊記」でもコンセプトがあり、毎回コスプレが話題になっていたが、この番組でも初回は、ランダムプレイダンスの結果、Y2Kファッション(2000年前後に流行したファッション)に決定。2000年代に行くため、“マルチバースマシーン”(簡易クローゼット)に乗ってタイへ向かい、さっそくタイ料理をかけ、4人がゲームに挑むという流れだった。
番組終了後の反応としては、やはり4人のケミストリー(相性、相乗効果)が話題になった。全員ノリがいいせいか、初対面とは思えないほど打ち解けるのが早く、早くもわいわいガヤガヤ。ずっとフルパワーで、ハイテンションなのだ。
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