「IKKO」さんのお話に触れましたが、彼女のその働きが認められ、韓国観光名誉広報大使に選ばれました。正直申しますと、韓国人の情緒からいえば「女装麗人」はテレビなど公の場所に堂々と登場できませんでした。儒教の影響の強い韓国では、男は「男たるもの強く堂々とすべし」(大丈夫)というイメージですので、男が「…
●看板もキツイ 韓国の町を歩くと、そこかしこに標語や警告などが目に留まりますが、その表現がきついというか、大上段に構えたものが多くみられ、日本との違いを感じます。 昔は、「サウミョンソ コンソルハジァ」(戦いながら建設しよう)、「ジャスヘソ グァンミョンチャッチャ」(自首して光明を取り戻そう)など、…
最近では韓国でも村上春樹作品のような純文学が若者に読まれベストセラーになっていますが、今もなお先ほどの重い概念が反映されていないストーリー展開は小説扱いされません。韓国人は「大河小説」、「大河ドラマ」が大好きです。 ある日本の作家が、日本の小説のテーマは「愛」で韓国は「政治」だと、どこかで書いている…
ダンベコンチ イ ゴセ ボリジ マセヨ(タバコをここに捨てないでください) チョグク タンエ ポリヌン ヘンイイムニダ(祖国の地に捨てる行為です) ソウルの城郭を散策していたら、木と木の間に掲げられた「ポイ捨て禁止」の垂れ幕を発見しました。木が生い茂っているところにタバコの吸殻を捨てたら火事になる恐…
『朝鮮王朝実録』は果たして真実を書いているか 朝鮮王朝の歴代王の言動を詳しく記した正史の『朝鮮王朝実録』。原文は漢文で、現代の韓国人も読めるようにハングルに翻訳されているが、そのハングル版を毎日100ページずつ読んでも、すべてを読破するのに4年半の歳月がかかると言われている。 どこまで客観的なのか …
ピ(RAIN)との長い交際を経て、ようやく結婚生活に入ったキム・テヒ。今は幸せの絶頂に違いないが、今後の女優活動は、果たしてどうなるのだろうか。 新人時代に悪役に挑戦 キム・テヒがまだ新人だった頃の鮮烈なイメージが忘れられない。 初めて見たのは、ドラマ『スクリーン』(2003年)だった。日本で韓流ド…
第3回 仁祖はどんな王だったのか 光海君(クァンヘグン)が廃位となったことで、16代王・仁祖(インジョ)となった綾陽君(ヌンヤングン)。しかし、彼は王として非常に辛い人生を歩むことになる。いったい何があったのだろうか。 王としての試練 綾陽君が仁祖反正(インジョパンジョン…
確か一九六七年ごろだったと思います。あるお金持ちの家に招待されて目を見張りました。 自動車のピストンを製造している会社の社長宅で、門構えも立派で庭には池もあり木が生い茂っていて日本でも入ったことのないような豪邸でした。そこの跡取りは当時韓国に三台しかないスポーツカーを所有していたほどでした。 ビック…
韓国料理というと、どうしてもキムチと焼肉のイメージが強いけれど、本質は、自然の風味豊かな食材を多彩な調理方法で仕上げていくところ。今回は、ヘルシーな韓国料理の真髄を紹介しよう。 生きることは食べること ソウルへ行って食堂に入った日本人がまずびっくりするのは、何を注文しても無料のお通しが次から次へと出…
●貧しい時代(一九六五年-一九七五年) 「韓国有名高同窓生の自画像」で、韓国現代史の流れがよく理解できたと思いますが、私が韓国に行った一九六〇年代中盤のソウルは、今の発展の様子からは想像もできないものでした。 まだ地下鉄や高層ビルもなく、ようやく発展の糸口を掴んだ時期でした。電気事情が悪いため全体的…