一方で滅亡は、ドンギョンのために喜んで死を覚悟しようと決心し、ドンギョンが自分自身ではなく人生を選択するように努力した。
しかしドンギョンは、滅亡の心と意図の両方を知っていた。ドンギョンは滅亡の手をつかんで「もし私がもっと生きたいと言えば、それも聞いてくれる?」と生きたいという気持ちを表わしたが、滅亡はその願いを聞くことはできなかった。そして滅亡は「君が最初に考えていた通りにすればいい。簡単だ」と淡々と自身の思いを伝えた。
しかし、すぐに滅亡はドンギョンを見ることができる時間があまり残っていないことを悟って湧き上がる感情を抑えることができなかった。そして「消えることは恐ろしくないが、もう君を見ることができないということが怖かった。馬鹿みたいに今になってそれに気づいた。私には残った時間がないということを」というナレーションと共にドンギョンに向かって走って行く滅亡の差し迫った様子が盛りこまれて注目を集めた。やがてドンギョンと向き合った滅亡は「愛してる。私はあなたを愛している」と切実な思いを込めて愛を告白して、大きなときめきを与えた。しかしこの時、ドンギョンと滅亡の上に「D-50」という数字が浮き上がり、わずか50日しか残っていない彼らのロマンスに対する関心が高まった。
tvN月火ドラマ「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」は消えるすべてのものの理由となる存在「滅亡」と、消えないために命がけの契約をした人間「ドンギョン」の命を担保にしたファンタジーロマンスで、今日(8日)夜9時に10話が放送される。