「コラム」連載 康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.160「注目の『仮面の王 イ・ソン』」

子役出身の2人

こうしてイ・ソンは理不尽な境遇を甘んじて受けなくてはならなくなった。
ただし、黙っておとなしくしているわけにはいかない。イ・ソンは王宮を出て自分の出自を知る人をさがしまくる。
そうしていると、辺首会の実態がわかってきて、自分を取り巻く闇が少しずつ見えるようになった。
そして、イ・ソンは敢然と決意する。
「辺首会は絶対につぶさなければならない」
イ・ソンは、辺首会の壊滅に全力を尽くしていく。
本当に面白い筋立てだ。
イ・ソンを演じるユ・スンホの演技がさすがである。かつて「史上最高の子役」と評された彼は大人の俳優になってからも成長し、すばらしい存在感を誇るようになった。今回の世子の役も本当にしっかり演じきっている。

共演は、子役出身でいま最も輝いている女優と言われるキム・ソヒョンだ。彼女がハン・ガウンという薬草屋の娘を演じていて、痛快な言動でイ・ソンにどんどん協力していく。そういう意味でも、とても頼もしい存在だ。
主役2人が魅力的な『仮面の王 イ・ソン』の放送が本当に楽しみだ。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

2021.04.24