「コラム」連載 康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.157「いつまでも主演作を待っている」

『冬のソナタ』といえばペ・ヨンジュンとチェ・ジウ!

最近、韓流ファンになった人たちにとって、ペ・ヨンジュンはすでに過去の人かもしれないが、20年近く韓国ドラマに親しんだ人にとっては、別格の大スターであった。彼のデビュー当時から冬ソナまでを振り返ってみよう。

特別なオーラ

ペ・ヨンジュンがドラマ『愛の挨拶』で俳優デビューしたのは1994年のことだった。
経験の不足から演技の未熟さを指摘されることはあった。しかし、大いなる可能性を感じさせる素質がキラリと光っていた。それを見逃さなかった制作プロデューサーによってペ・ヨンジュンは抜擢され、『海風』『若者のひなた』『パパ』と次々に主役をまかされた。
しかも、1作ごとに若手俳優として新境地を切り開いた。
そんな上昇気流が頂点にまで達したのが『初恋』だった。
今でも語り草になっているのが歴代最高視聴率の65・8%だ。『初恋』は凄いドラマだった。

もちろん、ペ・ヨンジュンの力だけで驚異的な視聴率が達成されたわけではないが、主役となったドラマがそれほど高い評価を得たということは、彼が俳優の中で特別なオーラを「持っている」ことを如実に証明していた。
以後のペ・ヨンジュンは、『裸足の青春』『愛の群像』に主演した。韓国で視聴率がふるわなかったが、2つともペ・ヨンジュンにとって意味がある作品であった。
『愛の群像』の放送は韓国で1999年6月に終わり、ペ・ヨンジュンは俳優活動を休んで成均館(ソンギュングァン)大学で演技の専門的な勉学に励んだ。

(2ページに続く)

2021.04.03

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