ソルビ、“ケーキ盗作騒動”をモチーフにした作品が競売で最高額を記録


韓国歌手兼アーティストのクォン・ジアン(ソルビ/36)の作品がソウルオークションのスペシャル競売で最高額を記録した。

クォン・ジアンの作品「Just a Cake-Angel」が去る17日のソウルオークション「Art Speaker & Modern Space by printbakery」スペシャル競売で、1010万ウォン(約98万円)で落札された。

昨年12月末、“ケーキ盗作”問題を契機にクォン・ジアンは、これをモチーフした作品制作にまい進、その後、「Just a Cake」シリーズを発表した。去る3日から8日には、個人展「Just a Cake-Piece of Hope」を開き、30点余りの作品を販売。その成功はソウルオークションスペシャル競売にまで続いた。

今回の出品作は「Just a Cake」シリーズの一つ「Angel」で、縦50cm・横70cmのBluetoothスピーカーに制作した作品だ。

「Just a Cake」シリーズは、ケーキ盗作問題勃発後から始まったもので、「子供たちの粘土遊びと、ある芸術家にインスピレーションを受けた」という“芸能人ソルビ”の説明が発端となった。

その後、「盗作」という悪意的なコメントが相次ぎ、これを基盤に“拡大生産”がスタート。ソルビは芸能人ではなく“作家クォン・ジアン”として、作品を通して疎通を図り、ケーキをモチーフにした平面・立体、絵画・彫刻などを完成させた。

WOW!Korea提供

2021.03.18