●あらすじ●
「サイコだけど大丈夫」第14話ではコ・ムニョン(ソ・イェジ)の母親パク・ヘンジャ(チャン・ヨンナム)と向き合うガンテ(キム・スヒョン)の姿が描かれた。
この日、ムニョンはサンテ(オ・ジョンセ)の絵で自身の母親の蝶のブローチを見て、自分の母親がガンテの母親を殺したという事実を知った。ムニョンは自分を追いかけてくるガンテに「あのブローチは母がデザインしたものだ。この世に1つだけのものなの。私は逃げない。ちょっと考えないと」と言い、家に向かった。
出張を終えて帰ってきたオ・ジワン(キム・チャンワン)もやはり出勤してサンテの絵に描かれた蝶を確認し、ガンテと共に監視カメラを確認した。監視カメラの中には蝶を描いている看護師長ヘンジャの姿が映っていた。2人はヘンジャの姿を見てショックを受けた。
オ・ジワンはガンテに「私が本当に申し訳ない。全て私のせいだ。もうド・ヒジェの正体がわかったからしばらく病院には出てこず、コ先生の側にいて。ところで四方が監視カメラであるこの場所に、どうして長い時間持ちこたえていたのだろうか」と疑問を持った。
その時刻、病院に出てきたパク・ヘンジャは「本当に面白かったのに」と過去を回想した。ヘンジャは死を前にしたデファン(イ・オル)が「思い残すことはない」と言うと、「私が何故あなたを生かしておいたのかわかる? 長く苦痛を受け、悲惨に死んでいく姿がとても面白くて。私本当に大変だったの。四方に監視カメラがあって」と話した。
それだけでなく、ヘンジャは「子供が幸せな時にその幸せを奪ってしまえば、とても言うことをよく聞く」と述べた後、デファンを殺し、本性を現した。
ガンテは衝撃を受けたムニョンを訪ねて、ムニョンはガンテに「本当にうちの母があなたのお母さんを殺したのは間違いない? あなたのお兄さんを一生苦しめて、あなたの人生を飴のようにした蝶が。それは本当にうちの母か」と震える声で訊いた。
ガンテが答えないと、「違うの? 私が思い違いをしているのか? そんな訳ないじゃない」と問い返したが、ガンテは口を開かなかった。すると、ムニョンは「いつから知っていた? 」と涙を流し、ガンテは「あまり経っていない。ところで君は君のお母さんと違う。僕は君から離れないよ。ムニョンはただ僕が子供の頃好きになったムニョンだけだ」と答えた。しかし、ムニョンは「偽善者」と言った後、1人で嗚咽した。
以降、ガンテはムニョンに「僕も最初は否定し、とても悔しく恨んだりもした。しかし、それは何の意味があるのか。ただ、君が僕を見て笑えば全部忘れてしまえば良いのに。蝶も僕たちの母親も全て忘れて、ただ僕たちだけが残るのに。ムニョンである君に間違いはない。僕たち何のミスなんて無い」と慰めた。
翌朝、ガンテはムニョンに「君のお父さんの周りでおかしな事があった。それで知った。君のお母さんが生きているということ。病院の看護師長ヘンジャだ。兄さんの作品に絵を描いて消えた」と話した。
これにムニョンは「その女であるはずがない。いくら目鼻口をすっかり全て直したっても分からない訳がない。あり得ない。地下室の蝶のブローチも消えた。全部見守った。すぐに消えて」と怒った。 すると、ムン・ガンテは「僕が君を守ると言ったじゃないか。僕は離れない」と興奮するコ・ムニョンを抱きしめた。コ・ムニョンは「どうか逃げて。お願い。どうか」と、すすり泣いた。
ムニョンは化粧台の奥深くに隠しておいた母親の本を取り出して、評論家に連絡した。
出版社の知らせに驚いたサンインはムニョンを訪ねた。ムニョンは「ガンテ。あの子は蝶を捕まえられない。私が捕まえるつもりだ」と述べ、サンインは「そうでなくてもド・ヒジェ先生から私に連絡が来た」と答えた。すると、コ・ムニョンは「私が会う。そこはどこだ」と興奮して、2人は城を出た。
しかし、これはガンテがムニョンを城の外に出させようとして企んだことだった。ガンテはヘンジャがサンテを拉致した後、呪われた城へ来いという電話を受けていた。
不審さを感じたムニョンは「すぐに車を止めて。あそこに今ガンテが1人でいるじゃない」と言って車から降り、その時刻ガンテは呪われた城に行きヘンジャに会った。
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