ユ・スンジュンはこれにSNSを通じて「不公平で不当な処置だ」という内容の長文の手紙をモ庁長に送っていた。
兵務庁はユ・スンジュンが手紙で「永久入国禁止は厳然たる差別であり人権侵害だ」とし、「最高裁判所もビザを発給しなければならないという趣旨で判示した」と主張したことに対しては「同意しない」と一蹴した。
兵務庁は「最高裁の判決はビザ拒否処分の過程で、手続き上の問題や裁量権の行使なしにビザ発給を拒否したことが違法だと判断したのであって、ビザ発給の趣旨ではないと聞いている」と反論した。
また、ユ・スンジュンが兵役忌避者の中で入国禁止を受けた人物は自分だけだとして、問題を提起したことに関しては「社会的に大きな影響を及ぼす公人が引き起こした計画的な兵役義務忌避に対する一般国民の喪失感、兵役忌避風潮および社会秩序を害する恐れなどがあり、一般的な国籍変更者と同じ見方で見るのは困る」と答えた。
兵務庁は最後に「10年が過ぎた今も多くの国民が憤りを感じている」とし、「兵役義務に対する国、国民と公人の約束が、特に若者にどれほど影響を及ぼすかに対する共感形成努力が必要だ」と述べた。
WOW!Korea提供
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