イ・ジュンギ、感情が欠如した人物を演じて深い共感を導く「悪の花」

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

俳優イ・ジュンギの「ド・ヒョンス」が視聴者にも通じた。
tvN水木ドラマ「悪の花」で、主人公ド・ヒョンスの成長史を描いているイ・ジュンギの演技力が再び感心を集めている。

放送序盤にイ・ジュンギは、殺人容疑者ド・ヒョンスという正体を隠して生きる人物、ペク・ヒソンとして強烈な印象を残した。妻と娘には限りなく優しいが、正体がばれそうな危機では瞬く間に急変する彼の姿は、殺人容疑者という疑惑に火をつけ、視聴者とギリギリの駆け引きを続けた。
しかし、回を重ねるごとに彼に対する疑惑は、応援と母性愛に変わった。感情を感じないというには、無意識のうちに公開される彼の行動が内面の深い心を投影していたからだ。特にペク・ヒソンの正体を知った妻のチャ・ジウォン(ムン・チェウォン)との緊張感にあふれた心理戦では、ド・ヒョンスの複雑な感情の変化がリアルに視聴者に伝わって大きな共感を引き出した。

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2020.09.01