これにコ・ムンヨンは「本当に良かった。お母さんのようになるところだったのに。私はお母さんが本当に可哀想。自分が可哀想なことも知らない事がもっと可哀想。お母さんは温もりが何なのか知らない。知ろうともしない。だから私はお母さんと違う。私はもう知ったから。それがどれほどあたたかくて良いものなのか。私は一生懸命、お母さんを頭の中から消す」と話した。
これにパク・ヘンジャは「あなたは絶対に私を消せない。絶対」と大声を張り上げた。このようなパク・ヘンジャの言葉にコ・ムンヨンは「私たちに蝶は治癒だ。魂の治癒。知っておいて」と言い、拘置所を出た。
パク・ヘンジャに会って病院を訪れたコ・ムンヨンは、蝶を消すムン・サンテを発見し、ムン・サンテは「消したのではなく、元通りに上塗りをするんだ。蝶は精神。治癒だ」と答えた。このようなムン・サンテの姿にコ・ムンヨンは「じゃ良いね。より良いもので上塗りすれば良いね」と喜んでいた。
以降、コ・ムンヨンとムン・サンテは挿絵作業を一緒にし、ムン・ガンテが入ってくると、「外部の出入り絶対禁止」と追い出した。これにムン・ガンテは「僕がどうして部外者なんだ」と寂しがり、追い出された後に帰ってきたムン・ガンテは2人が作業した本を見て満足気な顔をした。
2人が一緒に作った童話「本当に本当に顔を捜して」の初版が出て、ムン・サンテは自分の名前と写真を見て幸せにして、すぐに母親の木を訪れ自慢した。
本を読んで涙を流したムン・サンテは「僕は幸せなのに。涙が出る」と述べ、ムン・ガンテもムン・サンテの姿を見て涙を流した。
イ・サンインは病院で出版会を開き、病院の医療陣だけでなく、これまで病院を訪れた患者たちがみんな集まった。その時刻、ムン・サンテとコ・ムンヨンはお互い本を読みたいと争い、ムン・ガンテは「闘い続けるつもりなら、2人とも読まないで。僕が読む」と立ち上がった。
結局、出版会では一緒に本を朗読した。しかし、まもなく朗読をする2人は自分の番だと言って争い、出版会を修羅場に変え、イ・サンインは出版会が台無しになると憤慨した。
出版会を終えてコ・ムンヨンとムン・サンテはお互いに申し訳ないと言い、ムン・ガンテにも謝罪した。その時。オ・ジワンが3人にキャンピングカーをプレゼントし、ムン・ガンテに「街で得ることが多い。一度発ってみて」と微笑えんだ。
これにムン・ガンテはコ・ムンヨンとムン・サンテに旅行に行こうと提案したが、2人は「なぜ出るのか分からない」と、協力しなかった。2人に残念に思ったムン・ガンテはチョ・ジェスとイ・サンインと酒を飲みながら、「僕がセレンゲティに行こうと?パスポートもなくて行けない。ただ山へ海へ心の向くまま行こうというのに…それが難しい」と話し、嘆いた。
酒を飲んで家に帰ってきたムン・ガンテは荷物をまとめて待つムン・サンテとコ・ムンヨンに「どこ行くの?」と聞き、コ・ムンヨンは「長期旅行に行こうと。サプライズしようと昨日あんなに話したら…拗ねて出ていく」と答えた。
これにムン・サンテはカップルTシャツを渡し、ムン・ガンテは涙を流しながら2人をぎゅっと抱き締めた。3人はキャンピングカーに乗って旅に出て、幸せな日常を送った。
コ・ムンヨンはムン・ガンテに「ごめんね。あなたの体に2度も傷つけたこと。もう本当に怪我をしないで欲しい。ありがとう。旅行連れてきてくれたこと。愛してる。これは本当だから」と本音をかわした。
ムン・サンテはムン・ガンテに「僕もキャンプが好き。でも僕は仕事がしたい。童話の本を描くことがより面白い。君はずっと遊んで。僕は働く。僕は他の童話作家が必要」と話した。
これにムン・ガンテは「僕がいなくても大丈夫そうだ。僕が必要じゃない?」と聞き、ムン・サンテは「ムン・ガンテはムン・ガンテのもの。あなたはあなたのもの。僕は僕のもの」と答えた。こんなムン・サンテの言葉にムン・ガンテは「兄さんは僕のものじゃない」と涙を流した。
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